12.2. JBoss Remoting の設定
Remoting コネクターの作成や設定に使用できる XML ファイルには 2 つの種類があります。 コネクターを MBean として定義するには、 ファイル名が *-service.xml 形式のファイルを使用します。 コネクターを POJO として定義するには、 ファイル名が *-jboss-beans.xml 形式のファイルを使用します。
12.2.1. MBean リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
JBoss Messaging JMS サブシステムでは、Remoting サーバーはファイル remoting-bisocket-service.xml で設定されます。以下はこのファイルを省略したものになります。
この設定ファイルから次のような情報を得ることができます。
- このサーバーは bisocket トランスポートを使用
- ホスト ${jboss.bind.address}; の 4457 番ポートで稼働
- JBoss Messaging は独自のマーシャリングアルゴリズムを使用
InvokerLocator はこのファイルに由来しています。 ここで重要なのは、 InvokerLocator にパラメーターが含まれるかを 「isParam」 属性が判断するということです。「isParam」 が省略されるか、false に設定されると、 パラメーターが適用されるのはサーバーのみでクライアントには通信されません。 Remoting サーバーの InvokerLocator に bluemonkeydiamond.com という ${jboss.bind.address} がある場合、 次のようになります。
bisocket://bluemonkeydiamond.com:4457/?marshaller= org.jboss.jms.wireformat.JMSWireFormat& unmarshaller=org.jboss.jms.wireformat.JMSWireFormat
bisocket://bluemonkeydiamond.com:4457/?marshaller=
org.jboss.jms.wireformat.JMSWireFormat&
unmarshaller=org.jboss.jms.wireformat.JMSWireFormat
InvokerLocator には「callbackTimeout」パラメーターは含まれていません。