15.3.2. リモート使用向けのDataSource の設定


JBoss EAP はリモートのクライアントからDataSource へのアクセスに対応しています。クライアントが JNDI より DataSource をルックアップできるように変更するには、例15.5「リモート利用向けの DataSource の設定」 を参照してください。これは、 use-java-context=false を指定します。

例15.5 リモート利用向けの DataSource の設定

   <datasources>
     <local-tx-datasource>
       <jndi-name>GenericDS</jndi-name>
       <use-java-context>false</use-java-context>
       <connection-url>...</connection-url>
       ...
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これにより、DataSource がデフォルトの java:/GenericDS ではなく GenericDS という JNDI 名でバインドされるため、EAP サーバーと同じ Virtual Machine へのルックアップが制限されます。

注記

実稼働環境では、<use-java-context> 設定の利用は推奨されません。接続プールへのリモートアクセスが必要となり、接続がシリアル化可能でないため予期せぬ問題が発生する可能性があります。また、(クラッシュやネットワーク障害など)信頼性に欠ける場合、接続リークの原因となる可能性があるため、トランザクション伝搬はサポートされません。DataSource へのリモートでアクセスするには、リモートセッション Bean ファサードからのアクセスが推奨されます。
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