11.8. JTS Module の利用


様々なサーバーのビジネスロジック間でトランザクションを伝搬する必要がある場合、JTS API を使うことができます。直接利用することができますが、通常は標準の JTA クラス経由でアクセスします。デフォルトであるローカルのみの JTA 実装と完全互換となっており、必要なクラスはすでに設置されています。JTA と JTS モジュール間の移動はjbossts-properties.xml ファイルを変更するだけです。
サンプルの jbossts-properties.xml ファイルは、$JBOSS_HOME/docs/examples/transactions/ ディレクトリに置かれています。 transactions-jboss-beans.xml など、他のファイルに加える必要のある変更については、同じディレクトリにある README.txt を参照してください。全ステップを自動で実行するために、ANT スクリプトが提供されていますが、このスクリプトを実行する前に README.txt を注意して参照していただき、既存の設定のバックアップを取るよう推奨しています。
JTS では、CORBA ORB サービスも含めるにはサーバー設定が必要です。例で参照されている "all" サーバープロファイルから始めるといいでしょう。JTS や JTA のどちらを選ぶかにより、サーバー全体に影響を与えます。JTS は追加リソースが必要ないため、必要な場合のみ使ってください。
アプリケーションの起動時、JTA を使う設定になっているサーバーは、以下のようなログファイルを出力します:
      INFO [TransactionManagerService] JBossTS Transaction Service (JTA version - ...)
Copy to Clipboard Toggle word wrap
JTS が有効な場合、このようなメッセージが表示されます。
      INFO [TransactionManagerService] JBossTS Transaction Service (JTS version - ...)
Copy to Clipboard Toggle word wrap
トップに戻る
Red Hat logoGithubredditYoutubeTwitter

詳細情報

試用、購入および販売

コミュニティー

Red Hat ドキュメントについて

Red Hat をお使いのお客様が、信頼できるコンテンツが含まれている製品やサービスを活用することで、イノベーションを行い、目標を達成できるようにします。 最新の更新を見る.

多様性を受け入れるオープンソースの強化

Red Hat では、コード、ドキュメント、Web プロパティーにおける配慮に欠ける用語の置き換えに取り組んでいます。このような変更は、段階的に実施される予定です。詳細情報: Red Hat ブログ.

会社概要

Red Hat は、企業がコアとなるデータセンターからネットワークエッジに至るまで、各種プラットフォームや環境全体で作業を簡素化できるように、強化されたソリューションを提供しています。

Theme

© 2025 Red Hat