6.4. 論理ボリュームからのディスクの削除
この例では、ディスクを置き換えるために、あるいは異なるボリュームの一部としてディスクを使用するために、既存の論理ボリュームからディスクを削除する方法を示しています。ディスクを削除するには、まず、LVM 物理ボリューム上のエクステントを異なるディスク、またはディスクセットに移動しなければなりません。
6.4.1. 既存物理ボリュームへのエクステントの移動 リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
この例では、論理ボリュームはボリュームグループ
myvg の4つの物理ボリュームに渡って分配されています。
# pvs -o+pv_used
PV VG Fmt Attr PSize PFree Used
/dev/sda1 myvg lvm2 a- 17.15G 12.15G 5.00G
/dev/sdb1 myvg lvm2 a- 17.15G 12.15G 5.00G
/dev/sdc1 myvg lvm2 a- 17.15G 12.15G 5.00G
/dev/sdd1 myvg lvm2 a- 17.15G 2.15G 15.00G
/dev/sdb1 からエクステントを移動して、ボリュームグループから削除できるようにします。
ボリュームグループ内の他の物理ボリューム上に十分な空きのエクステントがある場合、その削除したいデバイス上でオプション無しで
pvmove コマンドを実行すると、それらのエクステントは他のデバイスに分配されるようになります。
# pvmove /dev/sdb1
/dev/sdb1: Moved: 2.0%
...
/dev/sdb1: Moved: 79.2%
...
/dev/sdb1: Moved: 100.0%
pvmove コマンドの実行が終了した後は、エクステントの分配は次のようになります:
# pvs -o+pv_used
PV VG Fmt Attr PSize PFree Used
/dev/sda1 myvg lvm2 a- 17.15G 7.15G 10.00G
/dev/sdb1 myvg lvm2 a- 17.15G 17.15G 0
/dev/sdc1 myvg lvm2 a- 17.15G 12.15G 5.00G
/dev/sdd1 myvg lvm2 a- 17.15G 2.15G 15.00G
vgreduce コマンドを使用して、ボリュームグループから物理ボリューム /dev/sdb1 を削除することができます。
# vgreduce myvg /dev/sdb1
Removed "/dev/sdb1" from volume group "myvg"
[root@tng3-1 ~]# pvs
PV VG Fmt Attr PSize PFree
/dev/sda1 myvg lvm2 a- 17.15G 7.15G
/dev/sdb1 lvm2 -- 17.15G 17.15G
/dev/sdc1 myvg lvm2 a- 17.15G 12.15G
/dev/sdd1 myvg lvm2 a- 17.15G 2.15G
これでディスクは物理的に削除可能となり、他のユーザーへの割り当ても可能になります。