C.2. ホストタグ
クラスター構成では、設定ファイルにホストタグを定義することができます。
tags
セクションに hosttags = 1
を設定した場合、ホストタグはマシンのホスト名を使用して自動的に定義されます。これにより、すべてのマシン上で複製できる共通設定ファイルを使用できるようになり、マシンがファイルの同一コピーを維持できますが、ホスト名に応じてマシン間で動作が異なる可能性があります。
設定ファイルに関する情報は、付録B LVM 設定ファイル を参照してください。
各ホストタグには、存在する場合は余分の設定ファイルが読み込まれます (lvm_hosttag.conf)。このファイルが新規タグを定義する場合、更なる設定ファイルが読み取りのためにファイルの一覧に追記されます。
たとえば、設定ファイル内の以下のエントリーは常に、
tag1
を定義して、 ホスト名が host1
の場合は、tag2
を定義します。
tags { tag1 { } tag2 { host_list = ["host1"] } }