第14章 イメージのモニタリング
14.1. 概要
14.2. イメージ統計の表示
OpenShift Container Platform が管理するすべてのイメージの使用状況についてのいくつかの統計を表示できます。つまり、直接またはビルドによって内部レジストリーにプッシュされるすべてのイメージの統計を表示できます。
使用状況の統計を表示するには、以下を実行します。
$ oc adm top images NAME IMAGESTREAMTAG PARENTS USAGE METADATA STORAGE sha256:80c985739a78b openshift/python (3.5) yes 303.12MiB sha256:64461b5111fc7 openshift/ruby (2.2) yes 234.33MiB sha256:0e19a0290ddc1 test/ruby-ex (latest) sha256:64461b5111fc71ec Deployment: ruby-ex-1/test yes 150.65MiB sha256:a968c61adad58 test/django-ex (latest) sha256:80c985739a78b760 Deployment: django-ex-1/test yes 186.07MiB
コマンドにより、以下の情報が表示されます。
- イメージ ID
-
プロジェクト、名前、および付随する
ImageStreamTag
のタグ - イメージ ID で一覧表示されるイメージの潜在的な親
- イメージが使用される場所についての情報
- イメージに適切な Docker メタデータ情報が含まれるかどうかを示すフラグ
- イメージのサイズ
14.3. ImageStreams 統計の表示
すべての ImageStreams
の使用状況についてのいくつかの統計を表示できます。
使用状況の統計を表示するには、以下を実行します。
$ oc adm top imagestreams NAME STORAGE IMAGES LAYERS openshift/python 1.21GiB 4 36 openshift/ruby 717.76MiB 3 27 test/ruby-ex 150.65MiB 1 10 test/django-ex 186.07MiB 1 10
コマンドにより、以下の情報が表示されます。
-
プロジェクトおよび
ImageStream
の名前 -
内部 Red Hat Container レジストリーに保存される
ImageStream
全体のサイズ -
この特定の
ImageStream
が参照しているイメージの数 -
ImageStream
を構成する層の数
14.4. イメージのプルーニング
上記のコマンドで返される情報は、イメージのプルーニングを実行する際に役立ちます。