This documentation is for a release that is no longer maintained
See documentation for the latest supported version 3 or the latest supported version 4.第3章 認証
3.1. Web コンソール認証 リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
ブラウザーで <master_public_addr>:8443 の「Web コンソール」にアクセスすると、自動的にログインページにリダイレクトされます。
「ブラウザーのバージョンとオペレーティングシステム」を使用して、Web コンソールにアクセスできることを確認します。
このページでログイン認証情報を入力して、API 呼び出しを行うためのトークンを取得します。ログイン後には、「Web コンソール」を使用してプロジェクトをナビゲートできます。
3.2. CLI 認証 リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
CLI コマンドの oc login
を使用して、コマンドラインで認証することができます。オプションなしにこのコマンドを実行して、「CLI の使用を開始」できます。
oc login
$ oc login
このコマンドの対話式フローでは、指定の認証情報を使用して OpenShift Container Platform サーバーへのセッションを確立することができます。OpenShift Container Platform サーバーに正常にログインするための情報がない場合には、必要に応じてコマンドにより、ユーザー入力を求めるプロンプトが出されます。「設定」は自動的に保存され、その後のコマンドすべてに使用されます。
oc login
コマンドのすべての設定オプションは oc login --help
コマンドの出力で表示されますが、オプションの指定は任意です。以下の例では、一般的なオプションの使用方法を紹介します。
oc login [-u=<username>] \ [-p=<password>] \ [-s=<server>] \ [-n=<project>] \ [--certificate-authority=</path/to/file.crt>|--insecure-skip-tls-verify]
$ oc login [-u=<username>] \
[-p=<password>] \
[-s=<server>] \
[-n=<project>] \
[--certificate-authority=</path/to/file.crt>|--insecure-skip-tls-verify]
以下の表では、一般的なオプションを紹介しています。
オプション | 構文 | 説明 |
---|---|---|
|
oc login -s=<server>
|
OpenShift Container Platform サーバーのホスト名を指定します。サーバーがこのフラグで指定されている場合には、このコマンドではホスト名は対話的に確認されません。また、このフラグは、CLI 設定ファイルがある場合や、ログインして別のサーバーに切り替える場合に使用できます。 |
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oc login -u=<username> -p=<password>
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OpenShift Container Platform サーバーにログインするための認証情報を指定できます。これらのフラグを指定してユーザー名またはパスワードを入力した場合は、このコマンドでは、ユーザー名やパスワードが対話的に確認されません。設定ファイルでセッショントークンを確立し、ログインしてから別のユーザー名に切り替える場合に、これらのフラグを使用することができます。 |
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oc login -u=<username> -p=<password> -n=<project>
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oc login --certificate-authority=<path/to/file.crt>
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HTTPS を使用する OpenShift Container Platform サーバーで正常かつセキュアに認証します。認証局ファイルへのパスは指定する必要があります。 |
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oc login --insecure-skip-tls-verify
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HTTPS サーバーとの対話を可能にして、サーバーの証明書チェックを省略します。ただし、これはセキュリティーが確保されない点に注意してください。有効な証明書を提示しない HTTPS サーバーに |
CLI 設定ファイルを使用すると、簡単に「複数の CLI プロファイル」を管理することができます。
管理者認証情報があるのに、「デフォルトシステムユーザー」の system:admin としてログインされていない場合、認証情報が 「CLI 設定ファイル」にある限り、いつでもこのユーザーとしてログインし直すことができます。以下のコマンドはログインを実行し、「デフォルト」プロジェクトに切り替えます。
oc login -u system:admin -n default
$ oc login -u system:admin -n default