4.9. マルチアーキテクチャーイメージのビルド


前提条件

  • container-tools メタパッケージがインストールされている。

    1. サポートする必要がある各アーキテクチャーの Containerfiles を作成します。
    2. 各アーキテクチャー用のイメージをビルドします。以下に例を示します。

      $ podman build --platform linux/arm64,linux/amd64 --manifest <registry>/<image> .
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      • --platform linux/arm64,linux/amd64 オプションは、コンテナーイメージのビルド対象のターゲットプラットフォームを指定します。
      • --manifest <registry>/<image> オプションは、指定の名前 (<registry>/<image>) を含むマニフェストリストを作成し、新しくビルドされたイメージをそのリストに追加します。マニフェストリストは、それぞれ異なるアーキテクチャーをターゲットとするイメージマニフェストのコレクションです。
    3. マニフェストリストをレジストリーにプッシュします。

      $ podman manifest push <registry>/<image>
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      このマニフェストリストは、マルチアーキテクチャーコンテナーをプルする際の唯一のエントリーポイントとして機能します。

これにより、単一のマニフェストリストに基づいて、プラットフォームに適したコンテナーイメージをプルできるようになります。

また、podman manifest remove <manifest_list> <digest_ID> コマンドを使用すると、マニフェストリストから項目を削除できます。<digest_ID> は、コンテナーイメージの SHA-256 チェックサムです。例: podman manifest remove <registry>/<image> sha256:cb8a924afdf…​

検証

  • マニフェストリストを表示します。

    $ podman manifest inspect <registry>/<image>
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