第7章 仮想マシンのシャットダウンと再起動
RHEL 10 では、コマンドラインまたは Web コンソールの GUI を使用して仮想マシンをシャットダウンまたは再起動できます。
7.1. コマンドラインを使用した仮想マシンのシャットダウン リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
仮想マシン (VM) をシャットダウンするには、仮想マシンが応答するかどうかに応じて異なる手順が必要です。
応答する仮想マシンのシャットダウン:
ゲストに接続している 場合は、ゲストオペレーティングシステムに応じたシャットダウンコマンドまたは GUI 要素を使用します。
注記GNOME デスクトップを使用する Linux ゲストなどの一部の環境では、ゲストをサスペンドまたはハイバネート状態にするために GUI 電源ボタンを使用すると、代わりに仮想マシンがシャットダウンされることがあります。
または、ホストで
virsh shutdownコマンドを使用します。仮想マシンがローカルホストにある場合は、以下のコマンドを実行します。# virsh shutdown demo-guest1 Domain 'demo-guest1' is being shutdown仮想マシンがリモートホスト (この例では 192.0.2.1) にある場合は、以下のコマンドを実行します。
# virsh -c qemu+ssh://root@192.0.2.1/system shutdown demo-guest1 root@192.0.2.1's password: Domain 'demo-guest1' is being shutdown
応答しない場合など、仮想マシンを強制的にシャットダウンする場合は、そのホストで
virsh destroyコマンドを実行します。# virsh destroy demo-guest1 Domain 'demo-guest1' destroyed注記virsh destroyコマンドは、仮想マシンの設定またはディスクイメージを削除するわけではありません。物理マシンから電源コードを抜くのと同様に、仮想マシンの実行中のインスタンスを終了するだけです。virsh destroyによって、仮想マシンのファイルシステムが破損することがまれにあります。そのため、他のすべてのシャットダウン方法が失敗した場合にのみ、このコマンドを使用してください。
検証
ホスト上で、仮想マシンのリストを表示してステータスを確認します。
# virsh list --all Id Name State ------------------------------------------ 1 demo-guest1 shut off