5.2.2. dm-writecache による論理ボリュームのキャッシュ
dm-writecache を使用して LV をキャッシュすると、論理ボリュームと物理ストレージデバイスの間にキャッシュレイヤーが作成されます。dm-writecache は、書き込み操作を SSD などの高速ストレージメディアに一時的に保存し、最終的にプライマリーストレージデバイスに書き戻すことで、書き込み集中型のワークロードを最適化します。
前提条件
- 管理アクセスがある。
手順
キャッシュする論理ボリュームとそのボリュームグループを表示します。
# lvs -o lv_name,vg_nameLV VG LogicalVolumeName VolumeGroupNameキャッシュボリュームを作成します。
# lvcreate --name CacheVolumeName --size Size VolumeGroupName /FastDevicePathCacheVolumeName は、キャッシュボリュームの名前に置き換えます。Size は、キャッシュプールのサイズに置き換えます。VolumeGroupName は、ボリュームグループの名前に置き換えます。/FastDevicePath は、SSD や NVME などの高速デバイスへのパスに置き換えます。
キャッシュボリュームを非アクティブ化します。
# lvchange -an VolumeGroupName/CacheVolumeNameVolumeGroupName は、ボリュームグループの名前に置き換えます。CacheVolumeName は、キャッシュボリュームの名前に置き換えます。
キャッシュボリュームを LV にアタッチします。
# lvconvert --type writecache --cachevol CacheVolumeName VolumeGroupName/LogicalVolumeNameCacheVolumeName は、キャッシュボリュームの名前に置き換えます。VolumeGroupName は、ボリュームグループの名前に置き換えます。LogicalVolumeName は、論理ボリュームの名前に置き換えます。
検証
LV がキャッシュされたことを確認します。
# lvs -o lv_name,pool_lvLV Pool LogicalVolumeName [CacheVolumeName_cvol]