4.2.4. RAID 論理ボリュームの作成


RAID 論理ボリュームを使用すると、複数のディスクを使用して冗長性とパフォーマンスを確保できます。LVM は、RAID0、RAID1、RAID4、RAID5、RAID6、RAID10 など、さまざまな RAID レベルをサポートしています。

LVM を使用すると、ストライプ化 RAID (RAID0、RAID4、RAID5、RAID6)、ミラー化 RAID (RAID1)、またはその両方の組み合わせ (RAID10) を作成できます。

RAID 4、RAID 5、および RAID 6 は、ディスク障害発生時に失われた情報を再構築するのに使用できるパリティーデータを保存することにより、フォールトトレランスを提供します。

RAID LV を作成するときは、各ストライプを個別の PV に配置します。ストライプの数は、ボリュームグループ (VG) 内に存在する PV の数と同じです。

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表4.1 最小限の RAID 構成要件
RAID レベルパリティーデバイスの最小数ストライプの最小数

RAID0

ストライピング

なし

2

2

RAID1

ミラーリング

なし

2

-

RAID4

ストライピング

最初のデバイスを使用してパリティーを保存する

3

2

RAID5

ストライピング

1 つの追加デバイスを使用してパリティーを保存する

3

2

RAID6

ストライピング

2 つの追加デバイスを使用してパリティーを保存する

5

3

RAID10

ストライピングとミラーリング

なし

4

2

前提条件

  • 管理アクセスがある。

手順

  1. ボリュームグループの名前とサイズをリスト表示します。

    # vgs -o vg_name,vg_size
      VG              VSize
      VolumeGroupName 30.75g
  2. RAID LV を作成します。

    • ストライプ化 RAID を作成するには、次を使用します。

      # lvcreate --type raidlevel --stripes NumberOfStripes --stripesize StripeSize --size Size --name LogicalVolumeName VolumeGroupName

      level は、RAID レベル 0、4、5、または 6 に置き換えます。NumberOfStripes は、ストライプの数に置き換えます。StripeSize は、キロバイト単位のストライプのサイズに置き換えます。Size は、LV のサイズに置き換えます。LogicalVolumeName は、LV の名前に置き換えます。

    • ミラー化 RAID を作成するには、次を使用します。

      # lvcreate --type raid1 --mirrors MirrorsNumber --size Size --name LogicalVolumeName VolumeGroupName

      MirrorsNumber は、ミラーの数に置き換えます。Size は、LV のサイズに置き換えます。LogicalVolumeName は、LV の名前に置き換えます。

    • ミラー化およびストライプ化 RAID を作成するには、次を使用します。

      # lvcreate --type raid10 --mirrors MirrorsNumber --stripes NumberOfStripes --stripesize StripeSize --size Size --name LogicalVolumeName VolumeGroupName

      MirrorsNumber は、ミラーの数に置き換えます。NumberOfStripes は、ストライプの数に置き換えます。StripeSize は、キロバイト単位のストライプのサイズに置き換えます。Size は、LV のサイズに置き換えます。LogicalVolumeName は、LV の名前に置き換えます。

検証

  • RAID LV が作成されたことを確認します。

    # lvs -o lv_name,seg_type
      LV                   Type
      LogicalVolumeName    raid0
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