6.7. ストレージ
VDO の LVM ボリュームが正しくシャットダウンするようになる
以前のリリースでは、VDO のブロック層のスタックは、VDO systemd ユニットの設定により制限されていました。その結果、VDO に保存されている LVM ボリュームを停止しようとすると、システムのシャットダウンシーケンスが 90 秒待機していました。90 秒経過すると、システムは、LVM および VDO ボリュームを誤って停止していました。
今回の更新で、VDO systemd ユニットが改善されたので、VDO の LVM にあるシステムが正常にシャットダウンされるようになりました。
また、VDO の起動設定に柔軟性が追加されました。ほとんどの VDO 設定では、/etc/fstab
ファイルに特別なマウントオプションを追加する必要がなくなりました。