3.10. サーバーおよびサービス
新規パッケージ: SAP 向けの compat-unixODBC234
compat-unixODBC234
の新規パッケージでは、unixODBC
バージョン 2.3.4 (ODBC プロトコルを使用してデータベースへのアクセスをサポートするフレームワーク) が提供されます。この新規パッケージは、RHEL 7 for SAP Solutions sap-hana
リポジトリーで入手でき、SAP backint
インターフェイスを使用して SAP HANA データベースのバックアップをストリーミングできるようにします。詳細は、Overview of the Red Hat Enterprise Linux for SAP Solutions subscription を参照してください。
compat-unixODBC234
パッケージは、ベースの RHEL 7 unixODBC
パッケージと競合します。そのため、compat-unixODBC234
をインストールする前に unixODBC
をアンインストールしてください。
このパッケージは、Red Hat Enterprise Linux 7.4 Update Services for SAP Solutions、Red Hat Enterprise Linux 7.6 Extended Update Support、および Red Hat Enterprise Linux 7.7 Extended Update Support にも RHEA-2020:2178 アドバイザリーから提供されています。
SAP の compat-unixODBC234
パッケージには、unixODBC
ライブラリーを読み込むためのシンボリックリンクが必要である も併せて参照してください。
(BZ#1790655)
MariaDB
がバージョン 5.5.68 にリベース
RHEL 7.9 では、MariaDB
データベースサーバーがバージョン 5.5.68 に更新されました。このリリースでは、最新のアップストリームのメンテナンスリリースから、複数のセキュリティー修正とバグ修正が追加されています。