17.2. ブリッジモード


ブリッジモード を使用する場合は、ゲスト仮想マシンがすべて、ホストの物理マシンと同じサブネット内に表示されます。同じ物理ネットワーク上のその他のすべての物理マシンは、仮想マシンを認識しており、仮想マシンにアクセスできます。ブリッジングは、OSI ネットワークモデルのレイヤー 2 で動作します。

図17.2 ブリッジモードの仮想ネットワークスイッチ

ブリッジモードの仮想ネットワークスイッチ
ハイパーバイザーで複数の物理インターフェイスを使用する場合は、bond で複数のインターフェイスを結合します。ボンディングがブリッジに追加され、ゲスト仮想マシンもブリッジに追加されます。ただし、ボンディングドライバーには動作モードが複数あり、このモードのごく一部は、仮想ゲストマシンが使用されているブリッジで機能します。
警告
ブリッジモードを使用する場合、仮想マシンで使用するボンディングモードは、モード 1、モード 2、およびモード 4 のみになります。モード 0、3、5、または 6 を使用すると、接続が失敗する可能性が高くなります。また、アドレス解決プロトコル (ARP) の監視が機能しないため、MII (Media-Independent Interface) 監視を使用してボンディングモードを監視する必要があります。
ボンディングモードの詳細は、関連するナレッジベースの記事、または Red Hat Enterprise Linux 7 Networking Guide を参照してください。
ブリッジネットワークモードの設定に使用される bridge_opts パラメーターの詳細な説明は、Red Hat Virtualization Administration Guide を参照してください。
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