17.7. デフォルト設定
libvirtd デーモン (libvirtd) を最初にインストールすると、NAT モードの最初の仮想ネットワークスイッチ設定が含まれます。この設定は、インストールしたゲストが、ホストの物理マシンを介して外部ネットワークと通信できるように使用されます。以下のイメージは、
libvirtd
におけるこのデフォルトの設定を示しています。
図17.7 デフォルトの libvirt ネットワーク設定
![デフォルトの libvirt ネットワーク設定](https://access.redhat.com/webassets/avalon/d/Red_Hat_Enterprise_Linux-7-Virtualization_Deployment_and_Administration_Guide-ja-JP/images/107d0a45e24f098d2ea64be62898e9dc/vn-08-network-overview.png)
注記
仮想ネットワークは、特定の物理インターフェイスに制限できます。これは、複数のインタフェースを持つ物理システムで役立つ場合があります (たとえば、
eth0
、eth1
、および eth2
)。これは、ルーティングモードおよび NAT モードでのみ役に立ち、新しい仮想ネットワークを作成する場合は、dev=<interface> オプション、または virt-manager で定義できます。