7.7. 高可用性およびクラスター
ocf:heartbeat:pgsql
リソースエージェントおよび一部のサードパーティーエージェントがシャットダウンプロセス中に停止に失敗しなくなりました。
RHEL 8.4 GA リリースでは、Pacemaker の crm_mon
コマンドラインツールが変更され、Pacemaker のシャットダウンを開始するときに通常のクラスター情報ではなくシャットダウンのメッセージが表示されます。そのため、リソースの停止などのシャットダウンの進捗を監視できませんでした。この場合、resource-agents パッケージで配布される ocf:heartbeat:pgsql
エージェントやカスタムまたはサードパーティーエージェントなど、停止操作で crm_mon
出力を解析するリソースエージェントは、クラスターの停止に失敗する可能性があり、クラスターの問題が発生する可能性がありました。このバグは修正され、上記の問題が発生しなくなりました。