4.9. ファイルシステムおよびストレージ
クォータタイプが複数指定されている場合に、xfs_quota state がすべての猶予時間を出力するようになりました。
xfs_quota state コマンドは、コマンドラインで指定された複数のクォータタイプの猶予時間を出力するようになりました。以前は、-g、-p、または -u が複数指定されていても、1 つしか表示されていませんでした。
(BZ#1949743)
rpc.gssd デーモンに追加した -H オプションと、/etc/nfs.conf ファイルに追加した set-home オプション
このパッチでは、-H オプションが rpc.gssd に、set-home オプションが /etc/nfs.conf に追加されますが、デフォルトの挙動は変更しません。
デフォルトでは、rpc.gssd は、ユーザーのホームディレクトリーが Kerberos セキュリティーを持つ NFS 共有にある場合に発生する可能性があるデッドロックを回避するため、$HOME を / に設定します。-H オプションが rpc.gssd に追加されているか、set-home=0 が /etc/nfs.conf に追加されている場合、rpc.gssd は $HOME を / に設定しません。
このオプションを使用すると、$HOME/.k5identity で Kerberos k5ID ファイルを使用できます。また、NFS ホームディレクトリーが Kerberos セキュリティー機能の NFS 共有にないことを前提とします。このオプションは、k5ID ファイルが必要など、特定の環境でのみ使用できます。詳細は、man ページの k5identity を参照してください。
(BZ#1868087)
Storage RHEL システムロールが LVM VDO ボリュームをサポートするようになりました
Virtual Data Optimizer (VDO) は、ストレージボリュームの使用を最適化するのに役立ちます。今回の機能強化により、管理者は storage システムロールを使用して、論理ボリュームマネージャー (LVM) の VDO ボリュームで 圧縮 および 重複排除 を管理できるようになりました。
LVM system.devices ファイル機能が RHEL 8 で利用可能になりました
RHEL 8.5 では、LVM system.devices ファイル機能が導入されました。/etc/lvm/devices/system.devices ファイルにデバイスのリストを作成することにより、LVM が認識して使用する特定のデバイスを選択し、LVM が不要なデバイスを使用しないようにすることができます。
system.devices ファイル機能を有効にするには、lvm.conf 設定ファイルで use_devicesfile=1 を設定し、system.devices ファイルにデバイスを追加します。system.devices ファイル機能が有効になっている場合、LVM はデバイスフィルター設定を無視します。警告メッセージが表示されないようにするには、lvm.conf ファイルからフィルター設定を削除します。
詳細は、lvmdevices (8) の man ページを参照してください。
(BZ#1922312)
quota が HPE XFS に対応
quota ユーティリティーは、HPE XFS ファイルシステムのサポートを提供するようになりました。その結果、HPE XFS のユーザーは、クォータ ユーティリティーを通じてユーザーおよびグループのディスク使用状況を監視および管理できるようになります。
(BZ#1945408)