検索

4.3. ソフトウェア管理

download PDF

RPM に sqlite データベースバックエンドに対する読み取り専用サポートが追加されました。

sqlite に基づく RPM データベースをクエリーする機能は、コンテナーなどの他のルートディレクトリーを検査する際に必要になることがあります。この更新により、RPM sqlite データベースバックエンドに対して読み取り専用サポートが追加されます。これにより、ホストの RHEL 8 から、UBI 9 または Fedora コンテナーにインストールされているパッケージをクエリーできるようになりました。Podman でこれを行うには、以下を実行します。

  1. podman mount コマンドを使用して、コンテナーのファイルシステムをマウントします。
  2. マウントされた場所をポイントする --root オプションを指定して、rpm -qa コマンドを実行します。

RHEL 8 の RPM は、引き続き BerkeleyDB データベース (bdb) バックエンドを使用することに注意してください。

(BZ#1938928)

libmodulemd がバージョン 2.12.1 にリベースされました。

libmodulemd パッケージがバージョン 2.12.1 にリベースされました。主な変更点は、以下のとおりです。

  • modulemd-obsoletes ドキュメントタイプのバージョン 1 のサポートを追加。これにより、別のストリームを廃止するストリームや、ライフサイクル終了に到達したストリームに関する情報が提供されます。
  • モジュールビルドシステムのモジュールストリームコンテンツのパッケージャーの説明を提供する modulemd-packager ドキュメントタイプのバージョン 3 のサポートを追加
  • バージョン 2 の modulemd ドキュメントタイプの static_context 属性のサポートを追加。そのため、モジュールコンテキストはモジュールビルドシステムで生成されるのではなく、パッケージャーによって定義されるようになりました。
  • モジュールストリーム値は、常に引用符で囲まれた文字列としてシリアライズされるようになりました。

(BZ#1894573)

libmodulemd がバージョン 2.13.0 にリベースされました。

libmodulemd パッケージがバージョン 2.13.0 にリベースされ、以前のバージョンに対する主な変更点が加えられています。

  • モジュールからモジュール化解除されたパッケージをリストから除外するサポートを追加
  • modulemd-validator ツールの新しい --type オプションを使用して、modulemd-packager- v3 ドキュメントを検証するためのサポートを追加。
  • 整数値を解析する機能強化
  • 各種の modulemd-validator の問題を修正

(BZ#1984402)

sslverifystatusdnf 設定に追加されました

今回の更新により、sslverifystatus オプションを有効にすると、dnfCertificate Status RequestTLS 拡張 (OCSP stapling) を使用して各サーバー証明書の失効ステータスを確認します。これにより、取り消された証明書が発生すると、dnf はそのサーバーからダウンロードを拒否します。

(BZ#1814383)

Red Hat logoGithubRedditYoutubeTwitter

詳細情報

試用、購入および販売

コミュニティー

Red Hat ドキュメントについて

Red Hat をお使いのお客様が、信頼できるコンテンツが含まれている製品やサービスを活用することで、イノベーションを行い、目標を達成できるようにします。

多様性を受け入れるオープンソースの強化

Red Hat では、コード、ドキュメント、Web プロパティーにおける配慮に欠ける用語の置き換えに取り組んでいます。このような変更は、段階的に実施される予定です。詳細情報: Red Hat ブログ.

会社概要

Red Hat は、企業がコアとなるデータセンターからネットワークエッジに至るまで、各種プラットフォームや環境全体で作業を簡素化できるように、強化されたソリューションを提供しています。

© 2024 Red Hat, Inc.