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10.8. スナップショット RHEL システムロールを使用して LVM スナップショットを削除する

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新しい スナップショット RHEL システムロールを使用すると、スナップショットの接頭辞またはパターンを指定し、snapshot_lvm_action パラメーターを remove に設定することで、すべての LVM スナップショットを削除できるようになりました。

前提条件

  • 制御ノードと管理ノードを準備している
  • 管理対象ノードで Playbook を実行できるユーザーとしてコントロールノードにログインしている。
  • 管理対象ノードへの接続に使用するアカウントに、そのノードに対する sudo 権限がある。

手順

  1. 次の内容を含む Playbook ファイル (例: ~/playbook.yml) を作成します。

    • 特定の LVM スナップショットを削除します。

      ---
      - name: Remove a snapshot
        hosts: all
        tasks:
          - name: Remove snapshots in data_vg
            vars:
              snapshot_lvm_snapset_name: snapset1
              snapshot_lvm_action: remove
              snapshot_lvm_vg: data_vg
      
        roles:
          - redhat.rhel_system_roles.snapshot

      ここで、snapshot_lvm_vg パラメーターは、ボリュームグループ (VG) からの特定の論理ボリューム (LV) を記述します。

    • LVM スナップショットのセットを削除します。

      ---
      - name: Remove a set of snapshots
        hosts: all
        vars:
          snapshot_lvm_set:
            name: snapset1
            volumes:
              - name: data1 snapshot
                vg: data_vg
                lv: data1
              - name: data2 snapshot
                vg: data_vg
                lv: data2
      
        tasks:
          - name: Remove a snapshot set
            vars:
              snapshot_lvm_action: remove
              snapshot_lvm_set: "{{ snapshot_lvm_set }}"
      
        roles:
          - redhat.rhel_system_roles.snapshot

      ここで、snapshot_lvm_set パラメーターは、同じ VG からの特定の LV を記述します。このパラメーターを設定する際に、異なる VG から LV を指定することもできます。

  2. Playbook の構文を検証します。

    $ ansible-playbook --syntax-check ~/playbook.yml

    このコマンドは構文を検証するだけであり、有効だが不適切な設定から保護するものではないことに注意してください。

  3. Playbook を実行します。

    $ ansible-playbook ~/playbook.yml

関連情報

  • /usr/share/ansible/roles/rhel-system-roles.snapshot/README.md file
  • /usr/share/doc/rhel-system-roles/snapshot/ ディレクトリー
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