13.3. キックスタートを使用したエッジデバイスへの有人インストールの実行
ネットワークベース環境での有人インストールの場合、RHEL インストーラー ISO、キックスタートファイル、および Web サーバーを使用して、RHEL for Edge イメージをデバイスにインストールできます。Web サーバーは、RHEL for Edge Commit と、RHEL インストーラー ISO イメージを起動するためのキックスタートファイルを提供します。
前提条件
- Web サーバーを実行して、RHEL for Edge Commit を使用できるようにした。RHEL for Edge イメージをインストールするための Web サーバーの設定 を参照してください。
-
有人インストールのターゲットとして使用する
.qcow2ディスクイメージを作成した。qemu-img を使用した仮想ディスクイメージの作成 を参照してください。
手順
キックスタートファイルを作成します。以下の例では、
ostreesetupディレクティブにより、Anaconda インストーラーにコミットを取得してデプロイするように指示します。さらに、ユーザーとパスワードも作成します。lang en_US.UTF-8 keyboard us timezone UTC zerombr clearpart --all --initlabel autopart --type=plain --fstype=xfs --nohome reboot text network --bootproto=dhcp user --name=core --groups=wheel --password=edge services --enabled=ostree-remount ostreesetup --nogpg --url=http://edge_device_ip:port/repo/ --osname=rhel --remote=edge --ref=rhel/9/x86_64/edgelibvirt virt-installユーティリティーを使用して RHEL Anaconda インストーラーを実行し、RHEL オペレーティングシステムで仮想マシンを作成します。.qcow2ディスクイメージを有人インストールのターゲットディスクとして使用します。virt-install \ --name rhel-edge-test-1 \ --memory 2048 \ --vcpus 2 \ --disk path=prepared_disk_image.qcow2,format=qcow2,size=8 \ --os-variant rhel9 \ --cdrom /home/username/Downloads/rhel-9-x86_64-boot.isoインストール画面で:
図13.1 Red Hat Enterprise Linux 起動メニュー
キーを押して、追加のカーネルパラメーターを追加します。
inst.ks=http://web-server_device_ip:port/kickstart.ksカーネルパラメーターは、RHEL インストーラーに含まれる RHEL イメージではなく、キックスタートファイルを使用して RHEL をインストールすることを指定します。
カーネルパラメーターを追加したら、Ctrl+X を押して、キックスタートファイルを使用して RHEL インストールを起動します。
RHEL インストーラーが起動し、サーバー (HTTP) エンドポイントからキックスタートファイルを取得してコマンドを実行します。このコマンドには、HTTP エンドポイントから RHEL for Edge イメージコミットをインストールするコマンドが含まれます。インストールが完了すると、RHEL インストーラーからログインの詳細を求められます。
検証
- ログイン画面で、ユーザーアカウントの認証情報を入力し、 をクリックします。
RHEL for Edge イメージが正常にインストールされているかどうかを確認します。
$ rpm-ostree statusコマンドの出力には、イメージのコミット ID が表示され、正常にインストールされたことがわかります。
以下は出力例です。
State: idle Deployments: * ostree://edge:rhel/9/x86_64/edge Timestamp: 2020-09-18T20:06:54Z Commit: 836e637095554e0b634a0a48ea05c75280519dd6576a392635e6fa7d4d5e96