10.3. RHEL Edge AMI イメージの AWS へのアップロード
CLI を使用して、edge-ami
イメージを Amazon AWS クラウドサービスプロバイダーにアップロードします。
前提条件
手順
aws-cli
ツールを設定します。$ aws configure
プロフィールを設定します。コマンドを実行し、アクセスキー ID クレデンシャル、シークレットアクセスキー、デフォルトのリージョン名、およびデフォルトの出力名を入力します。
$ aws configure --profile
既存のバケットをリスト表示します。
$ aws s3 ls
イメージを S3 にアップロードします。
$ aws s3 cp <path_to_image/image> s3://<your_bucket_name>
S3 バケット内のイメージをリスト表示します。
$ aws s3 ls s3://<your_bucket_name>
container-simple.json
ファイルを作成します。"URL" の内容を S3 バケットに置き換えます。たとえば、s3://rhel-edge-ami-us-west-2/2ba3c125-cc58-4cc0-861a-4cc78e892df6-image.raw
などです。{ "Description": "RHEL for Edge image", "Format": "edge-ami", "Url": "s3://rhel-edge-ami-us-west-2/UUID-image.raw" }
edge.ami
イメージを EC2 スナップショットとして S3 バケットにインポートします。注記EC2 イメージは、S3 バケットを作成したリージョンと同じリージョンに存在する必要があります。
$ aws ec2 import-snapshot --description "RHEL edge" \ --disk-container file://container-simple.json --region us-west-2
次の
.json
はコマンド出力の例です。{ "Description": "RHEL for Edge image", "Format": "edge-ami", "Url": "s3://rhel-edge-ami-us-west-2/UUID-image.raw" }
-
json の "ImportTaskId" 値をメモします。これはインポートステータスの確認に使用します。この例では、"ImportTaskId" は
import-snap-0f3055c4b7a454c85
です。 前の手順の出力 json ファイルの "ImportTaskId" 値を使用して、スナップショットのインポートステータスを確認します。
$ aws ec2 describe-import-snapshot-tasks \ --import-task-ids import-snap-0f3055c4b7a454c85 { "ImportSnapshotTasks": [ { "Description": "RHEL edge", "ImportTaskId": "import-snap-0f3055c4b7a454c85", "SnapshotTaskDetail": { "Description": "RHEL edge", "DiskImageSize": 10737418240.0, "Format": "RAW", "SnapshotId": "snap-001b267e752039eab", "Status": "completed", "Url": "s3://rhel-edge-ami-us-west-2/2ba3c125-cc58-4cc0-861a-4cc78e892df6-image.raw", "UserBucket": { "S3Bucket": "rhel-edge-ami-us-west-2", "S3Key": "2ba3c125-cc58-4cc0-861a-4cc78e892df6-image.raw" } }, "Tags": [] } ] }
"Status" が "completed" とマークされるまで、このコマンドを実行します。その後、EC2 にアクセスしてスナップショットから AMI イメージを作成し、起動します。
検証
イメージのアップロードが成功したことを確認するには、以下を行います。
- メニューで EC2 にアクセスし、AWS コンソールで正しいリージョンを選択します。イメージが正常にアップロードされたことを示すには、イメージが available ステータスになっている必要があります。
ダッシュボードでイメージを選択し、Launch をクリックします。
新しいインスタンスを起動するときは、ブートモードとして UEFI を選択し、EC2 イメージ用に少なくとも 4 GB の RAM を選択する必要があります。
-
Ignition 設定で作成したユーザー名とパスワードを使用して、AWS の
edge-ami
にログインできます。