4.5. RHEL Web コンソールで Image Builder を使用して RHEL for Edge Installer イメージを作成する
RHEL for Edge Installer (.iso)
を選択すると、RHEL for Edge インストーラーイメージを作成できます。RHEL for Edge Installer (.iso)
イメージタイプは、RHEL for Edge Container (.tar)
によって提供される実行中のコンテナーから OSTree コミットリポジトリーをプルし、組み込み OSTree を使用するように設定されたキックスタートファイルを使用してインストール可能なブート ISO イメージを作成します。
以下の手順に従って、RHEL Web コンソールで Image Builder を使用して RHEL for Edge イメージを作成します。
前提条件
- RHEL システムで、Image Builder ダッシュボードにアクセス済みである。
- ブループリントを作成している。
- RHEL for Edge Container イメージを作成し、実行中のコンテナーにロードした。ネットワークベース以外のデプロイメント用の RHEL for Edge Container イメージの作成 を参照してください。
手順
- RHEL Image Builder のダッシュボードで、 をクリックします。
Image output ページで、次の手順を実行します。
- Select a blueprint ドロップダウンメニューから、使用するブループリントを選択します。
-
Image output type ドロップダウンリストから、RHEL for Edge Installer (
.iso
) イメージを選択します。 - をクリックします。
OSTree settings ページで、以下を入力します。
- リポジトリー URL: イメージに埋め込むコミットの OSTree リポジトリーへの URL を指定します。たとえば、http://10.0.2.2:8080/repo/ です。
-
Ref テキストボックスで、コミットを作成する場所の参照パスを指定します。デフォルトでは、Web コンソールは
rhel/9/$ARCH/edge
を指定します。$ARCH の値は、ホストマシンによって決定されます。 をクリックします。
- Review ページで、カスタマイズを確認します。 をクリックします。
RHEL Image Builder が、作成したブループリントの RHEL for Edge Installer イメージの作成を開始します。
注記イメージの作成プロセスは、完了するまでに最大 20 分かかります。
検証
RHEL for Edge Installer イメージの作成の進行状況を確認するには:
- タブをクリックします。
イメージの作成プロセスが完了したら、結果の RHEL for Edge Installer (.iso)
イメージをダウンロードして、ISO イメージをデバイスで起動できます。