9.3. VMDK イメージのアップロードと vSphere での RHEL 仮想マシンの作成
govc import.vmdk
CLI ツールを使用して .vmdk
イメージを VMware vSphere にアップロードし、仮想マシンでイメージを起動します。
前提条件
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RHEL Image Builder を使用して
.vmdk
イメージを作成し、それをホストシステムにダウンロードしている。 -
CLI ツール
govc import.vmdk
をインストールしている。 CLI ツールクライアント
govc import.vmdk
を設定している。環境で次の値を設定する必要があります。
GOVC_URL GOVC_DATACENTER GOVC_FOLDER GOVC_DATASTORE GOVC_RESOURCE_POOL GOVC_NETWORK
手順
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.vmdk
イメージをダウンロードしたディレクトリーに移動します。 次の手順を実行して、vSphere でイメージを起動します。
.vmdk
イメージを vSphere にインポートします。$ govc import.vmdk ./composer-api.vmdk foldername
電源をオンにせずに vSphere に仮想マシンを作成します。
govc vm.create \ -net="VM Network" -net.adapter=vmxnet3 \ -disk.controller=pvscsi -on=false \ -m=4096 -c=2 -g=rhel9_64Guest \ -firmware=efi vm_name govc vm.disk.attach \ -disk=”foldername/composer-api.vmdk” govc vm.power -on\ -vm vm_name -link=false \ vm_name
仮想マシンの電源をオンにします。
govc vm.power -on vmname
仮想マシンの IP アドレスを取得します。
HOST=$(govc vm.ip vmname)
ブループリントで指定したユーザー名とパスワードで、SSH を使用して、仮想マシンにログインします。
$ ssh admin@HOST