第65章 CoAP コンポーネント
Camel バージョン 2.16 以降で利用可能
Camel-CoAP は、マシン間の操作のための軽量な REST タイプのプロトコルである CoAP を操作できるようにする Apache Camel コンポーネントです。CoAP、Constrained Application Protocol は、制約のあるノードと制約のあるネットワークで使用するための特殊な Web 転送プロトコルであり、RFC 7252 に基づいています。
Maven ユーザーは、このコンポーネントの pom.xml に以下の依存関係を追加する必要があります。
<dependency> <groupId>org.apache.camel</groupId> <artifactId>camel-coap</artifactId> <version>x.x.x</version> <!-- use the same version as your Camel core version --> </dependency>
65.1. オプション
CoAP コンポーネントにはオプションがありません。
CoAP エンドポイントは、URI 構文を使用して設定されます。
coap:uri
パスおよびクエリーパラメーターを使用します。
65.1.1. パスパラメーター (1 個のパラメーター):
名前 | 説明 | デフォルト | タイプ |
---|---|---|---|
uri | CoAP エンドポイントの URI | URI |
65.1.2. クエリーパラメーター (5 つのパラメーター):
名前 | 説明 | デフォルト | タイプ |
---|---|---|---|
bridgeErrorHandler (consumer) | コンシューマーの Camel ルーティングエラーハンドラーへのブリッジを許可します。よって、コンシューマーが受信メッセージなどの取得を試行している間に発生した例外は、メッセージとして処理され、ルーティングエラーハンドラーによって処理されます。デフォルトでは、コンシューマーは org.apache.camel.spi.ExceptionHandler を使用して例外に対応し、WARN または ERROR レベルでログに記録され、無視されます。 | false | boolean |
coapMethodRestrict (consumer) | CoAP コンシューマーが BIND するメソッドのコンマ区切りリスト。デフォルトは、すべてのメソッド (DELETE、GET、POST、PUT) に対して BIND です。 | String | |
exceptionHandler (consumer) | コンシューマーによるカスタム ExceptionHandler の使用を許可します。bridgeErrorHandler オプションが有効な場合は、このオプションは使用されないことに注意してください。デフォルトでは、コンシューマーは例外に対応し、WARN または ERROR レベルでログに記録され、無視されます。 | ExceptionHandler | |
exchangePattern (consumer) | コンシューマーがエクスチェンジを作成する際に交換パターンを設定します。 | ExchangePattern | |
synchronous (advanced) | 同期処理を厳密に使用するか、Camel が非同期処理を使用できるかどうかを設定します (サポートされている場合)。 | false | boolean |