第87章 Dozer コンポーネント


Camel バージョン 2.15 以降で利用可能

dozer: コンポーネントは、Camel 2.15.0 以降の Dozer マッピングフレームワークを使用して Java Bean 間をマッピングする機能を提供します。 Camel は、タイプコンバーターとして Dozer マッピングをトリガーする機能もサポートしています。 Dozer エンドポイントと Dozer コンバーターの使用の主な違いは次のとおりです。

  • エンドポイントごとに Dozer マッピング設定を管理する機能と、コンバーターレジストリーを介したグローバル設定を管理する機能。
  • Dozer エンドポイントは、Camel データ形式を使用して入出力データをマーシャリング/アンマーシャリングするように設定して、単一の any-to-any 変換エンドポイントをサポートできます。
  • Dozer コンポーネントを使用すると、Dozer をきめ細かく統合および拡張して、追加機能 (リテラル値のマッピング、マッピングの式の使用など) をサポートできます。

Dozer コンポーネントを使用するには、Maven ユーザーは pom.xml に次の依存関係を追加する必要があります。

<dependency>
    <groupId>org.apache.camel</groupId>
    <artifactId>camel-dozer</artifactId>
    <version>x.x.x</version>
    <!-- use the same version as your Camel core version -->
</dependency>

87.1. URI 形式

Dozer コンポーネントはプロデューサーエンドポイントのみをサポートします。

dozer:endpointId[?options]

endpointId は、 Dozer エンドポイント設定を一意に識別するために使用される名前です。 

Dozer エンドポイント URI の例:

from("direct:orderInput").
  to("dozer:transformOrder?mappingFile=orderMapping.xml&targetModel=example.XYZOrder").
  to("direct:orderOutput");
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