3.2.3. Debezium Db2 変更イベントレコードを受信する Kafka トピックのデフォルト名
デフォルトでは、Db2 コネクターは、テーブルで発生するすべての INSERT
、UPDATE
、DELETE
操作の変更イベントを、そのテーブルに固有の単一の Apache Kafka トピックに書き込みます。コネクターは以下の規則を使用して変更イベントトピックに名前を付けます。
databaseName.schemaName.tableName
以下のリストは、デフォルト名のコンポーネントの定義を示しています。
- databaseName
-
database.server.name
コネクター設定プロパティーで指定したコネクターの論理名です。 - schemaName
- 操作が発生したスキーマの名前。
- tableName
- 操作が発生したテーブルの名前。
たとえば、MYSCHEMA
スキーマに 4 つのテーブル (PRODUCTS
、PRODUCTS_ON_HAND
、CUSTOMERS
、ORDERS
) を含む mydatabase
データベースを使用した Db2 インストールについて考えてみます。コネクターはイベントを以下の 4 つの Kafka トピックに出力します。
-
mydatabase.MYSCHEMA.PRODUCTS
-
mydatabase.MYSCHEMA.PRODUCTS_ON_HAND
-
mydatabase.MYSCHEMA.CUSTOMERS
-
mydatabase.MYSCHEMA.ORDERS
コネクターは同様の命名規則を適用して、内部データベース履歴トピック (スキーマ変更トピック と トランザクションメタデータトピック) にラベルを付けます。
デフォルトのトピック名が要件を満たさない場合は、カスタムトピック名を設定できます。カスタムトピック名を設定するには、論理トピックルーティング SMT に正規表現を指定します。論理トピックルーティング SMT を使用してトピックの命名をカスタマイズする方法は、トピックルーティング を参照してください。