3.2.2. Debezium Db2 コネクターによる変更データテーブルの読み取り方法


スナップショットの完了後、Debezium Db2 コネクターが初めて起動すると、キャプチャーモードである各ソーステーブルの変更データテーブルを識別します。コネクターは各変更データテーブルに対して以下を行います。

  1. 最後に保存された最大 LSN から現在の最大 LSN の間に作成された変更イベントを読み取ります。
  2. 各イベントのコミット LSN および変更 LSN に従って、変更イベントを順序付けます。これにより、コネクターはテーブルが変更された順序で変更イベントを出力します。
  3. コミット LSN および変更 LSN をオフセットとして Kafka Connect に渡します。
  4. コネクターが Kafka Connect に渡した最大 LSN を保存します。

再起動後、コネクターは停止した場所でオフセット (コミット LSN および変更 LSN) から変更イベントの出力を再開します。コネクターが稼働し、変更イベントを出力している間、キャプチャーモードからテーブルを削除したり、テーブルをキャプチャーモードに追加したりすると、コネクターは変更を検出して、それに合わせて動作を変更します。

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