6.4.3. Debezium で使用する Oracle データベースの準備
Oracle LogMiner に必要な設定
Debezium がデータベース行の変更 前の 状態をキャプチャできるようにするには、キャプチャしたテーブルまたはデータベース全体の補足ロギングも有効にする必要があります。次の例は、1 つの inventory.customers
テーブルのすべての列に対して補足的なログを設定する方法を示しています。
ALTER TABLE inventory.customers ADD SUPPLEMENTAL LOG DATA (ALL) COLUMNS;
ALTER TABLE inventory.customers ADD SUPPLEMENTAL LOG DATA (ALL) COLUMNS;
すべてのテーブル列の補助ロギングを有効にすると、Oracle redo ログのボリュームが増えます。ログのサイズに過剰な増加を防ぐには、前述の設定を選択的に適用します。
補完用のロギングは最小限のデータベースレベルで有効にする必要があり、以下のように設定できます。
ALTER DATABASE ADD SUPPLEMENTAL LOG DATA;
ALTER DATABASE ADD SUPPLEMENTAL LOG DATA;