10.3.2. Kafka Connect API を使用して Debezium のログレベルを動的に変更する
Kafka Connect REST API を使用して、実行時にコネクターのログレベルを動的に設定できます。log4j.properties
で設定されるログレベルの変更とは異なり、API 経由で行った変更は即座に反映されるため、ワーカーを再起動する必要はありません。
API に指定するログレベル設定は、要求を受信するエンドポイントのワーカーにのみ適用されます。クラスター内の他のワーカーのログレベルは変更されません。
指定されたレベルは、ワーカーの再起動後に維持されません。ロギングレベルを永続的に変更するには、ロガーを設定するか、または マップされた診断コンテキストを追加 して log4j.properties
でログレベルを設定 します。
手順
以下の情報を指定する
admin/loggers
エンドポイントに PUT 要求を送信してログレベルを設定します。- ログレベルを変更するパッケージ。
設定するログレベル。
curl -s -X PUT -H "Content-Type:application/json" http://localhost:8083/admin/loggers/io.debezium.connector.<connector_package> -d '{"level": "<log_level>"}'
たとえば、Debezium MySQL コネクターのデバッグ情報をログに記録するには、以下のリクエストを Kafka Connect に送信します。
curl -s -X PUT -H "Content-Type:application/json" http://localhost:8083/admin/loggers/io.debezium.connector.mysql -d '{"level": "DEBUG"}'