第22章 FTP


プロデューサーとコンシューマーの両方がサポート対象

このコンポーネントは、FTP プロトコルおよび SFTP プロトコルを介してリモートファイルシステムへのアクセスを提供します。

リモート FTP サーバーから使用する場合は、ファイルの使用に関連する詳細について以下の ファイルを消費する際に、Default というセクションをお読みください。

絶対パスはサポートされて いません。Camel は、directoryname から先頭のスラッシュをすべてトリミングすることで、絶対パスを相対に変換します。WARN メッセージがログに出力されます。

Maven ユーザーは、このコンポーネントの pom.xml に以下の依存関係を追加する必要があります。

<dependency>
    <groupId>org.apache.camel</groupId>
    <artifactId>camel-ftp</artifactId>
    <version>{CamelSBVersion}</version>See the documentation of the Apache Commons
    <!-- use the same version as your Camel core version -->
</dependency>
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22.1. URI 形式

ftp://[username@]hostname[:port]/directoryname[?options]
sftp://[username@]hostname[:port]/directoryname[?options]
ftps://[username@]hostname[:port]/directoryname[?options]
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directoryname は、基礎となるディレクトリーを表します。ディレクトリー名は相対パスです。絶対パスはサポートされて いません。相対パスには、/inbox/us などのネストされたフォルダーを含めることができます。

autoCreate オプションがサポートされています。コンシューマーが起動すると、ポーリングがスケジュールされる前に、エンドポイントに設定されたディレクトリーを作成するために追加の FTP 操作が実行されます。autoCreate のデフォルト値は true です。

ユーザー 名を指定しないと、パスワードなしで 匿名 ログインが試行されます。
ポート 番号が指定されていない場合、Camel はプロトコル(ftp = 21、sftp = 22、ftps = 2222)に従ってデフォルト値を提供します。

URI には、?option=value&option=value&…​ の形式でクエリーオプションを追加できます。

このコンポーネントは、実際の FTP 作業に 2 つの異なるライブラリーを使用します。FTP および FTPS は Apache Commons Net を使用し、SFTP は JCraft JSCH を使用します。

FTPS (FTP Secure としても知られている)は、Transport Layer Security (TLS)および Secure Sockets Layer (SSL)暗号化プロトコルのサポートを追加する FTP の拡張機能です。

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