第6章 DNS リソースのクォータの表示および管理
Red Hat OpenStack Platform (RHOSP) は、クラウド管理者が DNS サービス (designate) を使用して変更できる一連の DNS リソースクォータを提供します。DNS クォータを使用すると、プロジェクトの DNS リソースに制限を設定することで、サービス拒否攻撃などのイベントから RHOSP サイトを保護するのに役立ちます。DNS クォータを使用すると、ユーザーの DNS リソース消費を追跡することもできます。クラウド管理者は、すべてのプロジェクトに適用される DNS クォータ値を設定するか、プロジェクトごとに 1 つ以上のクォータを設定できます。
このセクションに含まれるトピックは次のとおりです。
6.1. DNS リソースのクォータの表示 リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
DNS サービス (designate) を使用して、Red Hat OpenStack Platform (RHOSP) プロジェクトのリソースクォータを表示できます。
前提条件
- クォータを表示するプロジェクトのメンバーである必要があります。
-
adminロールを持つ RHOSP ユーザーは、任意のプロジェクトのクォータを表示できます。
手順
Source コマンドで認証情報ファイルを読み込みます。
例
$ source ~/overcloudrcプロジェクトに設定されている DNS リソースクォータを表示します。
$ openstack dns quota list出力例
+-------------------+-------+ | Field | Value | +-------------------+-------+ | api_export_size | 1000 | | recordset_records | 20 | | zone_records | 500 | | zone_recordsets | 500 | | zones | 10 | +-------------------+-------+adminロールを持つ RHOSP ユーザーは、他のプロジェクトのクォータを照会できます。クォータを変更するプロジェクトの ID を取得します。
ID は後のステップに必要なので、覚えておいてください。
$ openstack project listプロジェクト ID を使用して、プロジェクトに設定された DNS リソースクォータを表示します。
例
この例では、プロジェクト ID
ecd4341280d645e5959d32a4b7659da1の DNS クォータが表示されます。$ openstack dns quota list --project-id ecd4341280d645e5959d32a4b7659da1出力例
+-------------------+-------+ | Field | Value | +-------------------+-------+ | api_export_size | 2500 | | recordset_records | 25 | | zone_records | 750 | | zone_recordsets | 750 | | zones | 25 | +-------------------+-------+