検索

6.2. iPXE 環境の設定

download PDF

iPXE プロビジョニングに使用するすべての Capsule で iPXE 環境を設定します。

重要

Red Hat Enterprise Linux では、iPXE のセキュリティー関連機能はサポートされておらず、iPXE バイナリーはセキュリティー機能なしで構築されています。このため、HTTPS ではなく、HTTP のみが使用できます。詳細情報は、Red Hat Enterprise Linux HTTPS support in iPXE を参照してください。

前提条件

手順

  1. Capsule で TFTP サービスおよび HTTPboot サービスを有効にします。

    # satellite-installer \
    --foreman-proxy-httpboot true \
    --foreman-proxy-tftp true
  2. Capsule に ipxe-bootimgs パッケージをインストールします。

    # satellite-maintain packages install ipxe-bootimgs
  3. iPXE ファームウェアを TFTP ディレクトリーにコピーします。

    • Linux カーネルヘッダーで iPXE ファームウェアをコピーします。

      # cp /usr/share/ipxe/ipxe.lkrn /var/lib/tftpboot/
    • UNDI iPXE ファームウェアをコピーします。

      # cp /usr/share/ipxe/undionly.kpxe /var/lib/tftpboot/undionly-ipxe.0
  4. SELinux ファイルコンテキストを修正します。

    # restorecon -RvF /var/lib/tftpboot/
  5. HTTP URL を設定します。

    • Satellite Server を起動に使用する場合は、Satellite Server で次のコマンドを実行します。

      # satellite-installer \
      --foreman-proxy-dhcp-ipxefilename "http://satellite.example.com/unattended/iPXE?bootstrap=1"
    • Capsule Server を起動に使用する場合は、Capsule Server で以下のコマンドを実行します。

      # satellite-installer --foreman-proxy-dhcp-ipxe-bootstrap true
Red Hat logoGithubRedditYoutubeTwitter

詳細情報

試用、購入および販売

コミュニティー

Red Hat ドキュメントについて

Red Hat をお使いのお客様が、信頼できるコンテンツが含まれている製品やサービスを活用することで、イノベーションを行い、目標を達成できるようにします。

多様性を受け入れるオープンソースの強化

Red Hat では、コード、ドキュメント、Web プロパティーにおける配慮に欠ける用語の置き換えに取り組んでいます。このような変更は、段階的に実施される予定です。詳細情報: Red Hat ブログ.

会社概要

Red Hat は、企業がコアとなるデータセンターからネットワークエッジに至るまで、各種プラットフォームや環境全体で作業を簡素化できるように、強化されたソリューションを提供しています。

© 2024 Red Hat, Inc.