10.5. コンピュートプロファイルに Red Hat Virtualization の詳細を追加する
この手順を使用して、Red Hat Virtualization ハードウェア設定をコンピュートプロファイルに追加します。このコンピュートプロファイルを使用して KVM でホストを作成すると、これらの設定が自動的に入力されます。
Satellite Web UI の代わりに CLI を使用する場合は、CLI 手順 を参照してください。
手順
- Satellite Web UI で、Infrastructure > Compute Profiles に移動します。
- コンピュートプロファイルウィンドウで、既存のコンピュートプロファイル名をクリックするか、Create Compute Profile をクリックするか、Name を入力して Submit をクリックします。
- Red Hat Virtualization コンピュートリソースの名前をクリックします。
- クラスター リストから Red Hat Virtualization 環境のターゲットホストクラスターを選択します。
- テンプレート リストから コア数 および メモリー 設定に使用する RHV テンプレートを選択します。
- コア数 フィールドには、新規ホストに割り当てる CPU コア数を入力します。
- メモリー フィールドには、新規ホストに割り当てるメモリーの容量を入力します。
- イメージ リストから、イメージベースのプロビジョニングに使用するイメージを選択します。
ネットワークインターフェイス エリアには、ホストのネットワークインターフェイスのネットワークパラメーターを入力します。ネットワークインターフェイスは、複数作成することができますが、少なくとも 1 つのインターフェイスが Capsule で管理されるネットワークを参照している必要があります。ネットワークインターフェイスごとに以下の情報を入力します。
- 名前 フィールドに、ネットワークインターフェイスの名前を入力します。
- ネットワーク リストから、使用する論理ネットワークを選択します。
ストレージ エリアには、ホストのストレージパラメーターを入力します。ホストのボリュームは複数作成できます。ボリュームごとに以下の情報を入力します。
- Size (GB) には、新しいボリュームのサイズを GB 単位で入力します。
- ストレージドメイン リストからボリュームのストレージドメインを選択します。
- ディスクの事前割り当て から、シンプロビジョニングまたはフルディスクの事前割り当てのいずれかを選択します。
- Bootable リストから、ブータブルか、ブータブル以外のボリュームのいずれかを選択します。
- Submit をクリックしてコンピュートプロファイルを保存します。
CLI 手順
以下のコマンドを実行してコンピュートプロファイルを作成します。
# hammer compute-profile create --name "Red Hat Virtualization CP"
コンピュートプロファイルの値を設定するには、以下のコマンドを入力します。
# hammer compute-profile values create --compute-profile "Red Hat Virtualization CP" \ --compute-resource "My_RHV" \ --interface "compute_interface=Interface_Type,compute_name=eth0,compute_network=satnetwork" \ --volume "size_gb=20G,storage_domain=Data,bootable=true" \ --compute-attributes "cluster=Default,cores=1,memory=1073741824,start=true""