C.6. Red Hat Enterprise Linux 7 イメージの完了
手順
システムを更新します。
# yum update
cloud-init
パッケージをインストールします。# yum install cloud-utils-growpart cloud-init
/etc/cloud/cloud.cfg
設定ファイルを開きます。# vi /etc/cloud/cloud.cfg
cloud_init_modules
のタイトルの下に、以下を追加します。- resolv-conf
resolv-conf
オプションは、インスタンスの初回起動時にresolv.conf
を自動的に設定します。このファイルには、nameservers
、domain
、その他のオプションなどのインスタンスに関連した情報が記載されています。/etc/sysconfig/network
ファイルを開きます。# vi /etc/sysconfig/network
以下の行を追加し、EC2 メタデータサービスへのアクセスで問題が発生するのを回避します。
NOZEROCONF=yes
仮想マシンの登録を解除して、作成されるイメージをベースにクローン作成されるインスタンスすべてに同じサブスクリプション情報が含まれないようにします。
# subscription-manager repos --disable=* # subscription-manager unregister
インスタンスの電源をオフにします。
# poweroff
Red Hat Enterprise Linux Workstation で、ルートユーザーとしてターミナルに接続し、
/var/lib/libvirt/images/
ディレクトリーに移動します。# cd /var/lib/libvirt/images/
virt-sysprep
コマンドでイメージのリセットおよびクリーニングをして、問題なくインスタンスの作成に使用できるようにします。# virt-sysprep -d rhel7
virt-sparsify
コマンドを使用してイメージのサイズを縮小します。このコマンドにより、ディスクイメージ内の空き容量は、ホスト内の空き容量に戻ります。# virt-sparsify --compress rhel7.qcow2 rhel7-cloud.qcow2
これにより、コマンドを実行する場所に新しい
rhel7-cloud.qcow2
ファイルが作成されます。