2.11. プロビジョニングテンプレート
プロビジョニングテンプレートは、Satellite Server がホストにオペレーティングシステムをインストールする方法を定義します。
Red Hat Satellite には、多数のテンプレートサンプルが含まれています。Satellite Web UI で、Hosts > Templates > Provisioning Templates に移動してテンプレートを表示します。テンプレートを作成するか、テンプレートのクローンを作成して編集できます。テンプレートのヘルプを確認するには、Hosts > Templates > Provisioning Templates > Create Template > Help に移動します。
Red Hat でサポートされているテンプレートは、Red Hat アイコンで示されます。
サポートされていないテンプレートを非表示にするには、Satellite Web UI で Administer > Settings に移動します。Provisioning タブで、Show unsupported provisioning templates の値を false
に設定し、Submit をクリックします。クエリー "supported = true" を作成して、サポートされているテンプレートを除外することもできます。
サポートされているテンプレートを複製すると、複製されたテンプレートはサポートされなくなります。
Embedded Ruby (ERB) 構文を受け入れるテンプレート。詳細は、ホストの管理 の テンプレート作成リファレンス を参照してください。
プロビジョニングテンプレートはダウンロードが可能です。ただし、テンプレートのダウンロード前にデバッグ証明書を作成する必要があります。詳細は、Red Hat Satellite の管理 の 組織のデバッグ証明書の作成 を参照してください。
Satellite Server と Git リポジトリーまたはローカルディレクトリーの間でテンプレートを同期できます。詳細は、ホストの管理 の テンプレートリポジトリーの同期 を参照してください。
テンプレートに適用された変更の履歴を表示するには、Hosts > Templates > Provisioning Templates に移動し、テンプレートの 1 つを選択して History をクリックします。コンテンツを以前のバージョンでオーバーライドするには、Revert をクリックします。さらに前の変更に戻すこともできます。特定の変更に関する情報を表示するには、Show Diff をクリックします。
- Template Diff タブには、プロビジョニングテンプレートの本文の変更が表示されます。
- Details タブには、テンプレートの説明の変更が表示されます。
- History タブには、テンプレートに変更を加えたユーザーと変更日が表示されます。