第10章 システムの Red Hat Subscription Management への登録
Red Hat Subscription Management をデータ収集ツールとして使用している場合は、RHEL システムを Red Hat Subscription Management に登録します。Red Hat Subscription Management に登録されているシステムは、サブスクリプションサービスによって検索および追跡できます。
一部の RHEL イメージでは、RHEL 管理バンドルの自動登録機能を使用できるため、Red Hat Subscription Management に手動で登録する必要はありません。ただし、以下の具体的な要件を満たす必要があります。
- イメージは、RHEL 8.4 以降または 8.3.1 以降をベースにしている必要がある。
- イメージは、Amazon Web Services (AWS) または Microsoft Azure のクラウドサービスのイメージである必要がある。
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イメージには、Cloud Access Gold Images のイメージや、Image Builder で作成したイメージなどのカスタムイメージを使用できる。カスタムイメージの場合は、イメージ内の
subscription-manager
が自動登録を使用するように設定されている必要がある。 イメージは、Hybrid Cloud Console の Settings > Integrations オプションで設定された AWS または Azure インテグレーションに関連付けられており、アクティベーションのために RHEL マネジメントバンドルが選択されている必要がある。
注記インテグレーションサービスは、以前は Hybrid Cloud Console のソースサービスと呼ばれていました。
- このインテグレーションが作成された後に、イメージのプロビジョニングを行う必要がある。
これらの要件を満たしていない RHEL システムは、サブスクリプションサービスで追跡するには手動で登録する必要があります。
手順
まだ登録されていない場合は、RHEL システムを Red Hat Subscription Management に登録します。このプロセスの詳細は、以下の情報を参照してください。
- システムの登録および登録解除に関する情報を含む、Red Hat Subscription Management 製品ドキュメントの情報については、RHEL のクイック登録 ガイドを参照してください。
- システムの登録に関する補足情報は、カスタマーポータルの Subscription Management にシステムを登録する を参照してください。