6.2. Red Hat OpenShift のサブスクリプション属性の設定
バージョン 4 では、Red Hat OpenShift Cluster Manager からサブスクリプション属性を設定できます。バージョン 3 では、RHEL 用に定義されたものと同じレポートツールを使用します。
Red Hat OpenShift 4 のサブスクリプション属性の設定
Red Hat OpenShift Cluster Manager からクラスターレベルでサブスクリプション属性を設定することができ、属性はサブスクリプション設定として記述されます。
- Clusters ビューでクラスターを選択すると、クラスターの詳細が表示されます。
- クラスターの詳細ページまたは Actions メニューの Edit Subscription Settings をクリックします。
- 必要に応じてサブスクリプション属性の値を変更し、変更内容を保存します。
Red Hat OpenShift 3 のサブスクリプション属性の設定
ノードレベルでサブスクリプション属性を設定するには、RHEL に使用するのと同じ方法を使用して、RHEL 自体、Red Hat Subscription Management、または Satellite からこれらの値を設定します。その項で述べたように、サブスクリプションの属性を設定する際には、設定が重複しないように、1 つの方法で設定してください。
サブスクリプションにソケットベースのノードとコアベースのノードが混在している場合は、ノードごとに混在を明示するサブスクリプション属性を設定することもできます。Red Hat OpenShift の使用状況を表示する際には、フィルターを使用して、測定単位としてコアとソケットを切り替えることができます。
このサブスクリプション属性データを設定するには、各ノードで該当するコマンドを実行します。
コアベースのノードの場合
# echo '{"ocm.units":"Cores/vCPU"}' | sudo tee /etc/rhsm/facts/openshift-units.facts
ソケットベースのノードの場合
# echo '{"ocm.units":"Sockets"}' | sudo tee /etc/rhsm/facts/openshift-units.facts
他の Red Hat OpenShift サブスクリプションのサブスクリプション属性の設定
一部のオファリングは、Red Hat OpenShift AI や Red Hat Advanced Cluster Security for Kubernetes など、サブスクリプションタイプが 1 つのみです。したがって、サブスクリプション属性を設定する必要はありません。