4.4.6. 論理ボリュームの削除
活動していない論理ボリュームを削除するには、
lvremove
コマンドを 使用します。ただし削除する前に、umount
コマンドで論理ボリュームを 閉じる必要があります。更には、クラスタ環境では、その削除の前に論理ボリュームを停止する必要が あります。
論理ボリュームが現在マウントされている場合、ボリュームを削除する前にそれを アンマウントしてください。
以下のコマンドは、論理ボリューム
/dev/testvg/testlv
をボリュームグループ testvg
から削除します。このケースでは、論理ボリュームはディアクティベートされていないことに注意してください。
[root@tng3-1 lvm]#lvremove /dev/testvg/testlv
Do you really want to remove active logical volume "testlv"? [y/n]:y
Logical volume "testlv" successfully removed
lvchange -an
コマンドの使用で、削除する前に明示的に 論理ボリュームをディアクティベートすることができます。この場合、アクティブな論理ボリュームを 削除したいかどうかの確認プロンプトは表示されません。