4.7. オンラインデータ移動
pvmove
コマンドを使用すると、システムの使用中に データを移動することができます。
pvmove
コマンドは、移動する予定のデータをセクション単位に分割して、 一時的にミラーを作成して各セクションを移動します。pvmove
コマンドの 機能運用に関する情報には、pvmove
(8) man ページをご覧下さい。
Because the
pvmove
command uses mirroring, it is not cluster-aware and needs exclusive access to a volume. For information on activating logical volumes on individual nodes in a cluster, see 「クラスタ内の個別ノード上の論理ボリュームをアクティベート」.
以下のコマンドは全ての割り当て領域を、物理ボリューム
/dev/sdc1
から ボリュームグループ内の他の空き物理ボリュームへ移動します:
pvmove /dev/sdc1
以下のコマンドは論理ボリューム
MyLV
のエクステントのみを移動します。
pvmove -n MyLV /dev/sdc1
pvmove
コマンドはその実行に長時間を要するため、前面の 進行状況表示を避けるようにバックグラウンドでコマンドを実行する方が良いでしょう。 以下のコマンドは、物理ボリューム /dev/sdc1
に割り当てられている 全てのエクステントを、バックグランドで /dev/sdf1
に移動します。
pvmove -b /dev/sdc1 /dev/sdf1
以下のコマンドは移動の進捗状態を5秒間隔でパーセントで報告します。
pvmove -i5 /dev/sdd1