第1章 Red Hat OpenStack Platform のアップグレードフレームワークについて


Red Hat OpenStack Platform のアップグレードフレームワークは、Red Hat OpenStack Platform 環境をあるロングライフバージョンから次のロングライフバージョンにアップグレードするためのワークフローです。このワークフローはインプレースのソリューションで、アップグレードは既存の環境内で実行されます。

1.1. ロングライフバージョンのアップグレードフレームワーク

Red Hat OpenStack Platform の アップグレードフレームワーク を使用して、複数のオーバークラウドバージョンを経由するインプレースアップグレードパスを実施することができます。この機能は、ロングライフバージョン とされている特定の OpenStack のバージョンの使用を継続し、次のロングライフバージョンが提供された際にアップグレードする機会を提供することを目的としています。

重要

Red Hat OpenStack Platform 13 は、Red Hat OpenStack Platform 16.1 にアップグレードすることができます。ただし、完全な製品サポートを受ける場合には、Red Hat OpenStack Platform 13 から Red Hat OpenStack Platform 16.2 アップグレードパスのみがサポートされます。13 から 16.1 にアップグレードする場合は、サポート例外を取得する必要があります。

Red Hat OpenStack Platform 16.2 へのアップグレードについての詳しい情報は、13 から 16.2 へのアップグレードフレームワーク を参照してください。

本ガイドは、以下のバージョン間のアップグレードフレームワークを提供します。

現在のバージョン目的のバージョン

Red Hat OpenStack Platform 13

Red Hat OpenStack Platform 16.1

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