第9章 設定ファイル、終了コード、およびログファイル


以下の設定ファイル、RHUI Manager 終了コード、およびログファイルが Red Hat Update Infrastructure 4 で使用されます。

設定ファイル

表9.1 設定ファイル
コンポーネントファイルまたはディレクトリー使用方法

Red Hat Update Appliance

/etc/pulp/*

Pulp 設定ファイル

 

/etc/rhui/rhui-tools.conf

rhui-manager 設定ファイル

 

/etc/pki/rhui/*

Red Hat Update Infrastructure の証明書

 

/root/.rhui/answers.yaml

RHUA 設定での使用

 

/etc/rhui/rhui-subscription-sync.conf

サブスクリプション同期スクリプトの設定

コンテンツ配信サーバー

/etc/pki/rhui/certs/

CDS の証明書

HAProxy

/etc/haproxy/haproxy.cfg

HAProxy 設定ファイル

RHUI Manager 終了コード

RHUI Manager は、以下のコードを使用して、rhui-manager status コマンドと rhui-manager CLI コマンドを実行した結果を示します。

表9.2 RHUI Manager 終了コード
ステータスコード説明

0

成功

1

一般エラーまたはリポジトリー同期エラー

2

CDS での SSL 証明書エラー

32

エンタイトルメント CA 証明書または SSL 証明書の有効期限に関する警告

64

エンタイトルメント CA 証明書または SSL 証明書の有効期限エラー

128

1 つ以上の RHUI サービスが RHUA、CDS、または HAProxy ノードで実行されていません。

239

リポジトリーが存在しないため、削除できませんでした。

240

必要なリソースに問題がありました。たとえば、有効なリポジトリーが見つからなかったため、クライアント設定 RPM を構築できませんでした。

241

不明なリポジトリーが指定されたため、同期タスクをスケジュールできませんでした。

トラブルシューティングするには、以下を実行します。

* スペルを確認してください * 最初にリポジトリーを追加してください * Pulp の問題のログを確認してください

242

Pulp の問題のため、カスタムリポジトリーを作成できませんでした。詳細は、メッセージとログを確認してください。

243

Red Hat リポジトリーの一部はすでに RHUI に存在し、一部はエンタイトルメントで使用できないため、Red Hat リポジトリーを追加できませんでした。

244

カスタムリポジトリーは RHUI にすでに存在するため、作成できませんでした。

245

Red Hat リポジトリーは RHUI にすでに存在しているため、追加できませんでした。

246

Red Hat リポジトリーはエンタイトルメントで使用できないため、追加できませんでした。スペルを確認するか、コマンド rm -f /var/cache/rhui/* を使用してリポジトリーマッピングキャッシュを削除し、再試行してください。

247

Pulp の問題のため、Red Hat リポジトリーを追加できませんでした。詳細は、メッセージとログを確認してください。

248

1 つ以上の Red Hat リポジトリーが RHUI 4 にすでに存在しているため、RHUI 3 から RHUI 4 への移行は停止されました。リポジトリーを削除するか、--force フラグを使用する必要があります。

249

RHUI 設定 /etc/rhui/rhui-tools.conf が無効です。詳細は、メッセージを確認してください。

250

エンタイトルメント証明書は、書き込み可能ではありません。

251

エンタイトルメント証明書の有効期限が切れています。

252

RHUI リポジトリーが含まれていないため、エンタイトルメント証明書は無効です。

253

エンタイトルメント証明書ファイルは、有効な証明書ではありません。

254

コマンドラインエラー: ネットワークの問題により、RHUI CLI を実行できませんでした。

255

引数エラー: 必須の引数が指定されていませんでした。

ログファイル

表9.3 ログファイル
コンポーネントファイルまたはディレクトリー使用方法

Red Hat Update Appliance

/root/.rhui/rhui.log

Red Hat Update Infrastructure Management Tool のログ

 

/var/log/messages

Pulp のログ (リポジトリーの同期など)

 

/var/log/nginx/access.log and error.log

nginx のログ

 

/var/log/rhui/rhua_ansible.log

CDS および HAproxy 管理ログ、サービスステータスのログ

 

/var/log/rhui/rhui-subscription-sync.log

サブスクリプションの同期ログ

 

/var/log/rhui/rhui-export-repos.log

リポジトリーエクスポートのログ

 

/var/log/rhui/rhui-purge-upload-dirs.log

一時ディレクトリークリーンアップのログ

 

/var/log/rhui/rhui-update-mappings.log

リポジトリーバージョンマッピングのログ

コンテンツ配信サーバー

/var/log/nginx/access.log and error.log

nginx のログ

 

/var/log/nginx/ssl-access.log*

クライアントのコンテンツ要求

 

/var/log/nginx/gunicorn-auth.log

CDS オーソライザープラグインのログ。デフォルトでは、エンタイトルメント証明書のない要求

 

/var/log/nginx/gunicorn-content_manager.log

CDS コンテンツマネージャープラグインのログ (オンデマンドパッケージのダウンロードなど)

 

/var/log/nginx/gunicorn-mirror.log

CDS ミラープラグインのログ。デフォルトでは、プラグインの起動から停止までのログのみ記録

クライアント

RHEL7 以前のバージョンでは、/var/log/yum.log

yum コマンドログ

クライアント

RHEL 8 以降のバージョンの /var/log/dnf.log

dnf コマンドログ

 

/var/log/messages

クライアント syslog

注記

保存されている古いログも参照してください。古いログには拡張子として番号またはタイムスタンプが付いています。場合によっては gzip で圧縮されています。

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