2.5. リポジトリーステータスファイルの生成
すべての RHUI リポジトリーのステータスを表示し、いくつかの追加情報を提供する、機械判読可能な JSON ファイルを生成できます。これは、リポジトリーのステータスを受動的に監視する場合などに便利です。
2.5.1. RHUI リポジトリーのステータスファイルの生成
rhui-manager
コマンドを使用すると、各リポジトリーのステータスを機械判読可能な形式で取得できます。
手順
RHUA ノードで、以下のコマンドを実行します。
rhui-manager --non-interactive status --repo_json <output file>
すべてのカスタムリポジトリーおよび Red Hat リポジトリーのディクショナリーのリストを含む JSON ファイルが生成されます。利用可能なディクショナリーのリストは、「リポジトリーステータス JSON ファイル内のディクショナリーキーのリスト」 を参照してください。
2.5.2. リポジトリーステータス JSON ファイル内のディクショナリーキーのリスト
各 RHUI リポジトリーのステータスを取得するコマンドを実行すると、機械判読可能な JSON ファイルが作成されます。JSON ファイルには、リポジトリーごとに 1 つのディクショナリーを含むディクショナリーのリストが含まれています。
カスタムリポジトリーのディクショナリーキーのリスト
キー | 説明 |
---|---|
base_path | リポジトリーのパス。 |
description | リポジトリーの名前。 |
group |
リポジトリーが属するグループ。これは常に文字列、 |
id | リポジトリー ID。 |
name | リポジトリーの名前。リポジトリー ID と同じです。 |
Red Hat リポジトリーのディクショナリーキーのリスト
キー | 説明 |
---|---|
base_path | リポジトリーのパス。 |
description | リポジトリーの名前。 |
group |
リポジトリーが属するグループ。これは常に文字列 |
id | リポジトリー ID。 |
last_sync_date |
リポジトリーが最後に同期された日時。リポジトリーが一度も同期されていない場合、値は |
last_sync_exception |
リポジトリーの同期に失敗した場合に発生する例外。リポジトリーが正しく同期された場合、値は |
last_sync_result | 同期タスクの結果。 値は以下のようになります。
|
last_sync_traceback |
リポジトリーの同期に失敗した場合に記録されたトレースバック。リポジトリーが正しく同期された場合、または一度も同期されなかった場合、値は |
metadata_available | リポジトリーでメタデータが利用可能かどうかを示すブール値。 |
name | リポジトリーの名前。リポジトリー ID と同じです。 |
next_sync_date |
次にスケジュールされているリポジトリーの同期の日時。同期タスクが現在実行中の場合、値は |
repo_published | このリポジトリーが RHUI で公開されているかどうかを示すブール値。デフォルトでは、RHUI はリポジトリーを自動的に公開するように設定されている点に注意してください。 |