16.2. Kafka クライアントのトレーシング設定
Jaeger トレーサーを初期化し、分散トレーシング用にクライアントアプリケーションをインストルメント化します。
16.2.1. Kafka クライアント用の Jaeger トレーサーの初期化
一連の トレーシング環境変数 を使用して、Jaeger トレーサーを設定および初期化します。
手順
各クライアントアプリケーションで以下を行います。
Jaeger の Maven 依存関係をクライアントアプリケーションの
pom.xml
ファイルに追加します。<dependency> <groupId>io.jaegertracing</groupId> <artifactId>jaeger-client</artifactId> <version>1.1.0.redhat-00002</version> </dependency>
- トレーシング環境変数 を使用して Jaeger トレーサーの設定を定義します。
2. で定義した環境変数から、Jaeger トレーサーを作成します。
Tracer tracer = Configuration.fromEnv().getTracer();
注記別の Jaeger トレーサーの初期化方法については、Java OpenTracing ライブラリー のドキュメントを参照してください。
Jaeger トレーサーをグローバルトレーサーとして登録します。
GlobalTracer.register(tracer);
これで、Jaeger トレーサーはクライアントアプリケーションが使用できるように初期化されました。