18.5.4. 新しいメッセージ形式バージョンを使用するための Kafka ブローカーのアップグレード
クライアントアプリケーションがアップグレードされたら、Kafka ブローカーを更新して、新しいメッセージ形式バージョンを使用できます。
AMQ Streams 1.6 に必要な Kafka バージョンを使用するようにクライアントアプリケーションをアップグレードしたときにトピック設定を変更し なかっ た場合、Kafka ブローカーはメッセージを以前のメッセージ形式のバージョンに変換されるため、パフォーマンスが低下する可能性があります。そのため、すべての Kafka ブローカーを更新して、できるだけ早く新しいメッセージ形式バージョンを使用することが重要になります。
Kafka ブローカーを 1 つずつ更新および再起動します。変更したブローカーを再起動する前に、以前に設定および再起動したブローカーを停止します。
前提条件
手順
AMQ Streams クラスターの各 Kafka ブローカーに対して、以下を 1 つずつ行います。
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テキストエディターで、更新する Kafka ブローカーのブローカープロパティーファイルを開きます。ブローカープロパティーファイルは、一般的に
/opt/kafka/config/
ディレクトリーに保存されます。 log.message.format.version
を2.6 に設定します
。log.message.format.version=2.6
コマンドラインで、この手順の一部として変更および再起動した Kafka ブローカーを停止します。この手順で最初の Kafka ブローカーを変更する場合は、ステップ 4 に進みます。
/opt/kafka/bin/kafka-server-stop.sh jcmd | grep kafka
ステップ 2 で設定を変更した Kafka ブローカーを再起動します。
/opt/kafka/bin/kafka-server-start.sh -daemon /opt/kafka/config/server.properties
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再起動したKafkaブローカーが、フォローしているパーティションレプリカに追いついたことを確認します。
kafka-topics.sh
ツールを使用して、ブローカーに含まれるすべてのレプリカが同期していることを確認します。手順は、トピックの一覧表示および説明 を参照してください。