4.7.3. ACL ルールの追加


AclAuthorizer は、ユーザーが実行できる/できない操作を記述するルールのセットを定義するアクセス制御リスト (ACL) を使用します。

この手順では、Kafka ブローカーで AclAuthorizer プラグインを使用する場合に、ACL ルールを追加する方法を説明します。

ルールは kafka-acls.sh ユーティリティーを使用して追加され、ZooKeeper に保存されます。

前提条件

手順

  1. --add オプションを指定して kafka-acls.sh を実行します。

    例:

    • MyConsumerGroup コンシューマーグループを使用して、user1 および user2myTopic からの読み取りを許可します。

      bin/kafka-acls.sh --authorizer-properties zookeeper.connect=zoo1.my-domain.com:2181 --add --operation Read --topic myTopic --allow-principal User:user1 --allow-principal User:user2
      
      bin/kafka-acls.sh --authorizer-properties zookeeper.connect=zoo1.my-domain.com:2181 --add --operation Describe --topic myTopic --allow-principal User:user1 --allow-principal User:user2
      
      bin/kafka-acls.sh --authorizer-properties zookeeper.connect=zoo1.my-domain.com:2181 --add --operation Read --operation Describe --group MyConsumerGroup --allow-principal User:user1 --allow-principal User:user2
    • user1 が IP アドレスホスト 127.0.0.1 から myTopic を読むためのアクセスを拒否します。

      bin/kafka-acls.sh --authorizer-properties zookeeper.connect=zoo1.my-domain.com:2181 --add --operation Describe --operation Read --topic myTopic --group MyConsumerGroup --deny-principal User:user1 --deny-host 127.0.0.1
    • MyConsumerGroupmyTopic のコンシューマーとして user1 を追加します。

      bin/kafka-acls.sh --authorizer-properties zookeeper.connect=zoo1.my-domain.com:2181 --add --consumer --topic myTopic --group MyConsumerGroup --allow-principal User:user1

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