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16.3.2. MirrorMaker 2.0 のトレースの有効化

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MirrorMaker 2.0 プロパティーファイルに Interceptor プロパティーを定義して、MirrorMaker 2.0 の分散トレーシングを有効にします。

メッセージは Kafka クラスター間でトレースされます。トレースデータは、MirrorMaker 2.0 コンポーネントに出入りするメッセージを記録します。

手順

  1. Jaeger トレーサーを設定し、有効にします。
  2. MirrorMaker 2.0 設定プロパティーファイル ./config/connect-mirror-maker.properties を編集し、以下のプロパティーを追加します。

    header.converter=org.apache.kafka.connect.converters.ByteArrayConverter 1
    consumer.interceptor.classes=io.opentracing.contrib.kafka.TracingConsumerInterceptor 2
    producer.interceptor.classes=io.opentracing.contrib.kafka.TracingProducerInterceptor
    1
    Kafka Connect が、メッセージヘッダー (トレース ID を含む) を base64 エンコーディングに変換しないようにします。これにより、メッセージがソースクラスターとターゲットクラスターの両方で同じになります。
    2
    MirrorMaker 2.0 のインターセプターを有効にします。
  3. 「MirrorMaker 2.0 を使用した Kafka クラスター間でのデータの同期」 の手順を使用して、MirrorMaker 2.0 を起動します。
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