16.3.3. Kafka Connect のトレースの有効化
設定プロパティーを使用して Kafka Connect の分散トレーシングを有効にします。
Kafka Connect により生成および消費されるメッセージのみがトレーシングされます。Kafka Connect と外部システム間で送信されるメッセージをトレーシングするには、これらのシステムのコネクターでトレーシングを設定する必要があります。
手順
- Jaeger トレーサーを設定し、有効にします。
関連する Kafka Connect 設定ファイルを編集します。
-
スタンドアロンモードで Kafka Connect を実行している場合は、
/opt/kafka/config/connect-standalone.properties
ファイルを編集します。 -
分散モードで Kafka Connect を実行している場合は、
/opt/kafka/config/connect-distributed.properties
ファイルを編集します。
-
スタンドアロンモードで Kafka Connect を実行している場合は、
以下のプロパティーを設定ファイルに追加します。
producer.interceptor.classes=io.opentracing.contrib.kafka.TracingProducerInterceptor consumer.interceptor.classes=io.opentracing.contrib.kafka.TracingConsumerInterceptor
- 設定を保存します。
- トレーシング環境変数を設定してから、スタンドアロンまたは分散モードで Kafka Connect を実行します。
Kafka Connect の内部コンシューマーおよびプロデューサーのインターセプターが有効になりました。