4.8.3. 既存の Kafka クラスターでの ZooKeeper ACL の有効化
この手順では、稼働している Kafka クラスターの Kafka 設定で ZooKeeper ACL を有効にする方法を説明します。zookeeper-security-migration.sh
ツールを使用して、既存のすべての znodes
に ZooKeeper の ACL を設定します。zookeeper-security-migration.sh
は AMQ Streams の一部として利用でき、bin
ディレクトリーにあります。
前提条件
- Kafka クラスターが 設定され、稼働している。
ZooKeeper ACL の有効化
すべてのクラスターノードの
/opt/kafka/config/server.properties
Kafka 設定ファイルを編集し、zookeeper.set.acl
フィールドをtrue
に設定します。zookeeper.set.acl=true
- すべての Kafka ブローカーを 1 つずつ再起動します。
zookeeper-security-migration.sh
ツールを使用して、既存のすべてのznodes
ノードに ACL を設定します。su - kafka cd /opt/kafka KAFKA_OPTS="-Djava.security.auth.login.config=./config/jaas.conf"; ./bin/zookeeper-security-migration.sh --zookeeper.acl=secure --zookeeper.connect=<ZooKeeperURL> exit
以下に例を示します。
su - kafka cd /opt/kafka KAFKA_OPTS="-Djava.security.auth.login.config=./config/jaas.conf"; ./bin/zookeeper-security-migration.sh --zookeeper.acl=secure --zookeeper.connect=zoo1.my-domain.com:2181 exit