13.2. 利用可能なリソース


セキュアなプラットフォームを確保するために、Automation Controller などにいくつかのリソースが存在します。次の機能の使用を検討してください。

13.2.1. 既存のセキュリティー機能

SELinux または Automation Controller の既存のマルチテナントコンテインメントを無効にしないでください。Automation Controller のロールベースのアクセス制御 (RBAC) を使用して、自動化の実行に必要な最小限の権限を委譲します。Automation Controller のチームを使用して、個々のユーザーではなくユーザーのグループにパーミッションを割り当てます。

関連情報

詳細は、自動化実行の使用ロールベースアクセス制御 を参照してください。

13.2.2. 外部アカウントストア

Automation Controller ですべてのユーザーを維持することは、大規模な組織では時間のかかるタスクとなる場合があります。Automation Controller は、LDAP、SAML 2.0、および特定の OAuth プロバイダーによる外部アカウントソースへの接続をサポートします。これにより、パーミッションを操作する際のエラーの原因が排除されます。

13.2.3. Django パスワードポリシー

Automation Controller 管理者は、Django を使用して、作成時に AUTH_PASSWORD_VALIDATORS でパスワードポリシーを設定し、Automation Controller のユーザーパスワードを検証できます。Automation Controller インスタンスの /etc/tower/conf.d にある custom.py ファイルに、次のコードブロックの例を追加します。

AUTH_PASSWORD_VALIDATORS = [
    {
        'NAME': 'django.contrib.auth.password_validation.UserAttributeSimilarityValidator',
    },
    {
        'NAME': 'django.contrib.auth.password_validation.MinimumLengthValidator',
        'OPTIONS': {
            'min_length': 9,
        }
    },
    {
        'NAME': 'django.contrib.auth.password_validation.CommonPasswordValidator',
    },
    {
        'NAME': 'django.contrib.auth.password_validation.NumericPasswordValidator',
    },
]

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