2.2. ジョブの設定


Job オプションを使用して、Automation Controller でジョブの操作を定義できます。

手順

  1. ナビゲーションパネルから、Settings Automation Execution Job を選択します。
  2. Job Settings ページで、Edit をクリックします。

    ジョブ設定オプション
  3. 以下のオプションを設定できます。

    • Ansible Modules Allowed For Ad Hoc Jobs: アドホックジョブで使用できるモジュールのリスト。

      サービスが、ジョブの実行および分離用に新規の一時ディレクトリーを作成するディレクトリーです (認証情報ファイルなど)。

    • When can extra variables contain Jinja templates?: Ansible は、--extra-vars の Jinja2 テンプレート言語による変数の置換を許可します。

      これにより、ジョブの起動時に追加の変数を指定できるユーザーが Jinja2 テンプレートを使用して任意の Python を実行できるという潜在的なセキュリティーリスクが生じます。

      この値を template または never に設定します。

    • Paths to expose to isolated jobs: 分離されたジョブに公開するためのパスのリスト (通常は非表示)。

      1 行に 1 つのパスを入力します。特定のファイルへのパスを入力すると、そのファイルを含むディレクトリー全体が実行環境内にマウントされます。

      ボリュームは実行ノードからコンテナーにマウントされます。

      サポートされるフォーマットは、HOST-DIR[:CONTAINER-DIR[:OPTIONS]] です。

    • Extra Environment Variables: Playbook の実行、インベントリーの更新、プロジェクトの更新、通知の送信用に設定された追加の環境変数。
    • K8S Ansible Runner Keep-Alive Message Interval: コンテナーグループで実行されているジョブにのみ適用されます。

      0 以外の場合は、接続を開いたままにするために、指定された秒数ごとにメッセージを送信します。

    • Environment Variables for Galaxy Commands: プロジェクトの更新内で ansible-galaxy を呼び出すために設定される追加の環境変数。git ではなく、ansible-galaxy にはプロキシーサーバーを使用する必要がある場合に便利です。
    • Standard Output Maximum Display Size: 出力のダウンロードを必要する前に表示する標準出力の最大サイズ (バイト単位)。
    • Job Event Standard Output Maximum Display Size: 単一のジョブまたはアドホックコマンドイベントで表示する標準出力の最大サイズ (バイト単位)。切り捨てられると、stdout は で終わります。
    • Job Event Maximum Websocket Messages Per Second: UI ライブジョブ出力を更新する 1 秒あたりのメッセージの最大数。

      値が 0 の場合は制限がないことを意味します。

    • Maximum Scheduled Jobs: スケジュールから起動するときに、これ以上作成されなくなるまで実行を待機できる同じジョブテンプレートの最大数。
    • Ansible Callback Plugins: ジョブの実行時に使用される追加のコールバックプラグインを検索するためのパスのリスト。
    • Default Job Timeout: この秒数内に Ansible から出力が検出されない場合、実行は終了します。

      アイドルタイムアウトを適用しないことを示すには、値 0 を使用します。

      1 行に 1 つのパスを入力します。

    • Default Job Idle Timeout: この秒数内に Ansible から出力が検出されない場合、実行は終了します。

      アイドルタイムアウトを適用しないことを示すには、値 0 を使用します。

    • Default Inventory Update Timeout: インベントリー更新の実行を許可する最大時間 (秒単位)。

      タイムアウトを課さないことを示すには、値 0 を使用します。

      個々のインベントリーソースに設定されたタイムアウトは、これをオーバーライドします。

    • Default Project Update Timeout: プロジェクト更新の実行を許可する最大時間 (秒単位)。

      タイムアウトを課さないことを示すには、値 0 を使用します。

      個々のプロジェクトに設定されたタイムアウトは、これをオーバーライドします。

    • Per-Host Ansible Fact Cache Timeout: 保存された Ansible ファクトが最後に変更されてから有効と見なされる最大時間 (秒単位)。

      Playbook では、有効で古くないファクトのみにアクセスできます。

      これは、データベースからの ansible_facts の削除には影響しません。

      タイムアウトを課さないことを示すには、値 0 を使用します。

    • Maximum number of forks per job: この数を超えるフォークを含むジョブテンプレートを保存すると、エラーが発生します。

      0 に設定すると、制限は適用されません。

    • Job execution path: Operator ベースのインストールでのみ使用できます。
    • Container Run Options: Operator ベースのインストールでのみ使用できます。

      Podman 実行に渡すオプションのリストの例: ['--network', 'slirp4netns:enable_ipv6=true', '--log-level', 'debug']

      以下のオプションを設定できます。

    • Run Project Updates With Higher Verbosity: プロジェクト更新に使用される project_update.yml の Playbook 実行に CLI -vvv フラグを追加する場合に選択します。
    • Enable Role Download: SCM プロジェクトの requirements.yml ファイルからロールを動的にダウンロードできるようにする場合に選択します。
    • Enable Collection(s) Download: SCM プロジェクトの requirements.yml ファイルからコレクションを動的にダウンロードできるようにする場合に選択します。
    • Follow symlinks: Playbook をスキャンするときにシンボリックリンクに従う場合に選択します。

      これを True に設定すると、リンクが自身の親ディレクトリーを指している場合、無限再帰が発生する可能性があることに注意してください。

    • Expose host paths for Container Groups: コンテナーグループによって作成された Pod のパスを hostPath を通じて公開する場合に選択します。

      HostPath ボリュームには多くのセキュリティーリスクが伴うため、可能な場合は HostPath の使用を避けることがベストプラクティスとなります。

      Ignore Ansible Galaxy SSL Certificate Verification: true に設定すると、どの Galaxy サーバーからコンテンツをインストールするときにも、証明書の検証は行われません。

      追加情報が必要な場合、対象のフィールドの横にあるツールチップアイコン Tool tip をクリックします。

      Galaxy 設定に関する詳細は、自動化実行の使用Ansible Galaxy サポート セクションを参照してください。

      注記

      すべてのタイムアウト値は秒単位です。

  4. Save をクリックして設定を適用します。
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